小論文は、どんどん書いたほうがいい。解けば解くほどブラッシュアップされていくと思う。

私が働いている専門学校では、大学3年次編入対策も行っている。
そのため、各教員は大学編入の過去問題(専門科目や小論文)指導にあたることも多い。
そんななかでの、私がみている生徒の小論文過去問指導のお話。

今日、学生に「小論文の過去問題を10年分くらい毎日解いて、本番までにそれを2周、3周したらネタがなくなりそう」と相談を受けた。
素晴らしい悩みだと思う。こういうやる気のある学生は大好きだ。

ただ、疑問に思うのは良いのだけれど、私自身、それでネタ切れになることはないと考えているから、理由も踏まえてそう答えた。

小論文はネタ切れになるのではなくて、それだけブラッシュアップされてストックが増えるものだと思う

確かに、同じ問題を何度も解くと考えると「毎回同じネタになってしまう」と考えるかもしれない。
でも、添削指導をするこちらからすれば、同じ年度の小論文過去問を同じ人が解いても全く同じ内容にはならない。

何故なら、もっと良くなるようにこちらもフィードバックしているし、生徒もそれに対して感じ取って、「ああなるほど。こうすればもっと良くなるんだ」と納得すれば、ちゃんと応えてくれるから。
文章構成が、もっともっと洗練されていく。
それは指導しながら感じているし、学生の物凄い成長スピードに驚かされることもある。

だから、ネタは同じでももっといいものが書けるようになるだけで、ネタ切れはない、と私は思っている。
あと、なんなら日々のアンテナを張るようになるからネタも増えると思う。

まとめると、小論文の過去問題を10年分くらい毎日解いて、それを2周、3周したらどんどんいい小論文が書けるようになるから、どんどん書いてほしい

そのうち、おすすめの小論文対策本とかも紹介したい。
日商簿記も取ったし、次はITパスポートの資格も取りたいし、やりたいことがいっぱい。

以上!
がんばれ、受験生。

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