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モサドとは

ヘブライ語で

המוסד למודיעין ולתפקידים מיוחדים

ラテン文字では HaMossad leModiʿin uleTafkidim Meyuḥadim

略してモサド

日本語で表現するとイスラエル諜報特務庁

イスラエルの諜報機関である。

英語ではIsrael secret intelligence service 略してISIS

本件についてstand.fm(音声配信)でお話ししています↓

モサドもCIAなどと同様に世界的に有名な諜報機関であり、映画や小説によく登場する

モサドは局員の選定にかなり気を使っているようで、採用対象の人物が適格か判断する為に3、4年かけたりするのだそうだ

人物選定に時間を掛け、選ばれたメンバーには手厚い教育を施すのはイスラエルが行なっているタルピオット・プログラムと同じだ

タルピオット・プログラムとはイスラエルの若者の中から優秀な人物を選抜し、選び抜かれたエリート(タルピオン)を育てるための国家レベルの計画

勿論、軍が関わっているだろうからタルピオン達は特殊部隊ということだろう

毎年1万人の候補者から段階を経て絞りに絞って50人のみ採用するというのだから選ぶ方も相当本気である

選抜メンバーの50人は3年間、ヘブライ大学で数学、物理学、コンピュータサイエンスの3科目をみっちり学ぶそうだ


数学、物理学、コンピュータサイエンスが本気で重要ということ

私はいつも思う…日本では小中高の教育内容や大学の学費がどうのこうの無駄な議論が多すぎる。シンプルに才能がある生徒は飛び級させまくればよい。

田舎でまともな教師がいないのであれば、その生徒に高スペックなPCと高速ネット環境を国から提供すればいいだけの話。大して金は掛からない、あとは才能ある子供なら勝手に勉強する

数学、物理学、コンピュータサイエンスに秀でた子供を選抜して、取り敢えず伸ばせるだけ伸ばすのはローリスクハイリターンだから日本でもさっさとやった方がいい。やらない意味がわからない。

選抜エリートの子供達を集める学校や寮を作ったり優秀な教師陣を物理的に集めるのは金も時間も掛かるが、<数学,物理,コンピュータ>分野における未来のエリート用特殊プログラムを組むのは大学生向けの教材など、既にあるものを組み合わせてもいいわけだから早い。そしてネット経由でアクセスできるようにしてやればいいだけ。


イスラエルのタルピオット・プログラムに話は戻るが、選ばれたタルピオン達はヘブライ大学で学ぶ3年間で何らかの技術的成果物の提出義務を課される。

近年、成果物として自動運転車や負傷兵の腕の血管を素早く見つけるシステムなどが挙がったそうだ、まだ二十歳くらいの生徒が出した成果である。

プログラム期間の3年間では学問だけでなく軍事訓練も実施される。

このタルピオット・プログラムを卒業すると最低6年の兵役義務が課せられるそうだ。

イスラエルのサイバーセキュリティ部隊である8200部隊で兵役期間を過ごす卒業生もいるだろう。

兵役を終えたタルピオン達が起業家となり、スタートアップ起業を率いて活躍しているそうだ、「今、イスラエルのタルピオットプログラムが注目されている」など雑誌やネット記事の見出しでネタにされているが実態はタルピオン=特殊部隊と考えられるので単なる金稼ぎ程度の話ではないだろう。極めて軍事的な側面も強いのではないか。

単なる金儲けしか考えられない国は窮地に陥るだろう、背水の陣で覚醒し再び甦ることはできるが、犠牲が伴う。

先手先手で行動し、確かな未来を作れる人物が相応しい立場に今、居るか?

ご興味を持っていただけたらよろしくお願いします。 全てアウトプットする為の情報収集に充てさせて頂きます。