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同人作家にインタビュー3 四万十川『このキャラ=この人 っていう印象付けするのが売れるための近道なんじゃないですかね。』 前編


         謎多き生き物、「同人作家」

    年齢は?性別は?絵のコツは?ネタはどう考えてる?

    以前は何の仕事を?趣味は?イケると思った瞬間は?

    挫折は?どうやって乗り越えた?正直アレ何本売れた?

  個人的な趣味と、この業界を歩くひとが役に立つと思い、聞きます!


インタビュイー:四万十川(成人向け同人作家)

  インタビュアー:青水庵(池田 オリジナルの成人向け同人作家)



池田『まず、そうですね年齢言えたら。


四万十川『年齢は30ですね、今年で31ですけど。


池田『男ですよね?

(四万十川さん本人。ろくろを回していただきました。許可あり。)


四万十川『まあもう見たとおりの男ですね。

一瞬チラッと見ると女に見えるかもしれないですけど。


池田『髪が長いですもんね。

いつからこういう活動し始めたんですか?


四万十川『それは、絵を描き始めたというか同人を始めたという事で良いんですか?


池田『うん、同人を始めた。


四万十川『僕が高校生のときにHPが流行ったんですよ。

自分のHPをみんなひとり1個持ってる、みたいな。

その時にその流行で僕もHPを作ってそこで二次創作系の絵を描いてアップし

てたんですよ。2005年とかですね、その頃から始めてます。


池田『それは趣味で?


四万十川『そうですね完全に趣味でしたね、高校3年生の頃でした。


池田『バンドのギター担当っぽいナリで、

野球やってて、電車でマナー悪い奴にガツンと注意しにいくタイプなのに、

高校のときは二次創作絵を描いてた?


四万十川『高校の時もどちらかというと活発的なほうの分類にいたんですよね。


池田『活発的なオタクですか?


四万十川『オタクっていうかまあもちろんオタクだったんですけど、

うーん、誰とでもぜんぜん話せる、ヤンキーだろうがオタクだろうが

全員と話せる感じだったんですよね。


池田『たまにいますよね、そういう立ち位置の人。


四万十川『もともとそういう絵を描くのが好きだったので、

小学生のときの夢が漫画家になりたいっていうのがあって

その延長線上でずっと絵を描いていたんですよ。

でも、ほんとに小さいころは絵を書くのが嫌いだったんですよ。

保育園で絵を描かされるじゃないですか、それを全部断っていつも外で遊んで

たましたね。

そのころは竹馬にハマっててずっと竹馬ばっかりしててw

さすがに絵を一回も描かないので怒られて、絵を描くまで帰しません!

竹馬もやらせません!って言われて。


池田『給食みたいですねw


四万十川『そうですねw

それでしぶしぶ救急車の絵を描いてみたら、もちろん子供が描くようなへった

くそな絵だったんですけど、あれ?俺意外とうまいって思って、絵描くの面白

いってなったんですよね。それからずっと絵描くの好きになって、好きな漫画

の模写とかをするようになったんです。

小学生になったら、いままでずっと外で遊ぶような子だったんですけど、休み

時間は全部自由帳に絵を描くようになっちゃって。

それがずーっと高校生の時まで続いてって感じですね。


池田『あれ、野球はしてなかった?


四万十川『外に出て遊んだりもしてはいました。野球もやってましたし釣りも

やってましたし。

でも最終的には結局絵のほうに落ち着いちゃった感じですね。


池田『専門学校に行くとか漫画家になるとかアシスタントに入るとか

そういう風にはならなかったんですか?


四万十川『ならなかったですね。

あ、自分で本を出そうと思ったきっかけはあります。


池田『それは?


四万十川『月姫あるじゃないですか?

月姫とその頃出てたFate/stay nigh。2本買ってみてやったらすごく面白くて

好きになったから、その絵とか絵師さんを検索してそのときすごく面白いギャ

グ漫画(二次創作で)を描く人がいて、あっ俺もこういうの描きたいなと思っ

て、自分でも描くように。

でも自分で本描いても出すところないから、コミケとかのある関東に行こうと

思って。


池田『ん?行く? え、それは、遊びとかで?


四万十川『いや、もう上京ですねw


池田『ええw18歳とかですか?


四万十川『そうですね18歳のときに。


池田『お金とかは?


四万十川「高校卒業してからずっとお米屋さんでバイトしてたんですよ。

時給645円とかだったんですけどw


池田『安いですねw


四万十川『でも休みなく働いてたから、給料月14万円くらいですかね。

それを貯めて東京に出てきたんですよ。それが19歳になる前とかですね。


池田『へえ~、東京出て来てどうしたんですか?


四万十川『絵だけで食べて行くとかできなかったので

バイトしながら本を出してましたね。


池田『本を出すって サンクリとかコミケとかにですか?


四万十川『そうです、最初に参加したイベントがサンクリだったんですけど

Fateのコピー本50部だして50部全部売れたんですけど、


池田『全部売れるのはすごいですね!


四万十川『いやあでも当時のFateけっこう勢いあったのでw


池田『そうなんですか!


四万十川『ジャンル効果もけっこうありましたね。


池田『その頃って僕全然知らなくて。ゲーム会社就職してゲーム作るぞ!って

感じだったので。

コミケっていうのがあるんだ!っていうくらいしか知らなくて

どんな感じでした?当時って。盛り上がりとか規模とか今と比べて。


四万十川『あまり変わらないですよ今と。


池田『変わらないんですか!


四万十川『変わらないですよー、やっぱりコミケはすごいですよ。


池田『ジャンルの勢いとかは?


四万十川『Typemoon一択でしたね。


池田『ああ~Typemoonがちょっと前の東方みたいな?


四万十川『そんな感じでした。


池田『バブル期があったって聞くんですけど。


四万十川『ああまさにその時でしたね、そのバブルの時に自分も本出し始めま

した。


池田『そのバブル期は今とは違うんですか?


四万十川『そうですね今はわりと細分化されてる感じがします。


池田『ああ~、東方バブルよりももっとバブルバブルしてるのが

Typemoonバブルみたいな?


四万十川『いや、東方も東方でTypemoonしのぐ勢いのときもありましたか

ら。


池田『同じくらい人気あったんですか。それでも食べては行けなかった?


四万十川『食べていけなかったですね。

その当時本出せても200部くらいが限界だったので。


池田『トータル200部刷って売るっていうことですか?


四万十川『200部刷って2.3回イベント出て売り切るみたいな感じでした。

絵で食べていくっていうビジョンが浮かばなかったですね、そのときは。

このままやっていけるのか?っていうw


池田『なんで東京いったんですか?w


四万十川『なんでですかねw憧れがあったからですかね。


池田『若いときって貧乏でも楽しいですもんねwがんばって夢追いかけてる青

春。みたいな。


四万十川『そのときは支援してくれる方がいっぱいいて、

冷蔵庫とか電子レンジとか買ってくれたり。


池田『ええ!それはファンですか?


四万十川『ファンというか当時チャットも流行っててTypemoon好きで集まっ

た人たちが、家に冷蔵庫とかないの可哀想だからっていって買ってくれたりと

か。


池田『冷蔵庫ないとキツいな~キンキンに冷えたジュースとか飲めないですも

んね。

いいなぁ~。


四万十川『ほんとみんな色々してくれましたね。


池田『そういう方たちとまだ付き合いってあるんですか?


四万十川『ネット上ではありますね、最近はみんな散り散りになっちゃったん

でw


池田『すごいですね~そうやって生きてきたんだ。


四万十川『そうやって生きてきましたね。で、人生の転機みたいなのきちゃう

んです。バイトしながら活動してきたんですけど、バイトしてたら彼女ができ

ちゃったんですよw

それでいつまでアルバイトしてるの?って言われて、

たしかに漫画でも芽が出ないしな。と思って就職したんですよ。質屋に。


池田『質屋!?


四万十川『ほかにもいろんなバイトをやってましたよ。


池田『なにやってたんですか?


四万十川『介護、和菓子職人、スーパー銭湯のバイト、たまに日雇い。


池田『その中で一番おいしかったのは?


四万十川『介護ですねー、身体障害の方の介護だったので体の一部が悪いだけ

で、それ以外は普通の方だったのでこちらの介護の必要があまりないとうか。

基本つきっきりなんですけど待機の時間ていうのがあって、その待機中も時給

が発生するので、そのときに原稿やってたりとかw


池田『いいですね!

いまから同人始める人って、多くは初めからそれだけじゃ食べていけないから

そういう時間とれる仕事しながら~とか良いかもしれないですね。


四万十川『九州にいるときはずっとお米屋さんのバイトだったんですけど、

自分1人しかいなかったのでお客さん来ないときは絵描き放題だったんですよ

だから自分の中で一番絵を描いてた時間ってお米屋さんでの時間だったんじゃ

ないですかねw


池田『あははw 米屋で絵をw


四万十川『スケッチブック膝において、ボールペンで一発描きとか模写とかよ

くやってましたね。


池田『米の絵とかは?


四万十川『米は描かないですw


池田『話し戻りますけど、就職して一回筆を折ったんですね?


四万十川『就職して、彼女もいて、結婚も匂ってきてるし、

もうこのまま普通の人として生きていくのも悪くないかな?って思いました

ね。


池田『それがいくつですか?


四万十川『26歳くらいですかね。5年間は質屋で働いてました。

でもある日突然彼女にフラれてw


池田『それは何でですか?


四万十川『分からないんですよね。突然もう無理っていわれてw

向こうの親ともけっこう仲良かったんですけどね。


池田『もう無理って言われて、どうするの俺!?みたいな?


四万十川『なりましたよ!!


池田『なりますよねw 筆も折ったし、普通の人として生きていこうと思った

のに。


四万十川『ただ家と会社を行き来するだけの振り子のような生活をしていまし

たね。

行ったり来たり、特に何をするわけでもなくw

それが自分に何もなかった時期でしたね。野球も特にそのとき熱も無かったの

で。

その時ふと、することもないしゲームをしようと思ってゲームをしたんですよ

それがコープスパーティ。


池田『はいはい!怖いですよね~アレ。


四万十川『すごい怖くて面白かったのでその作品が好きになって、

その頃はピクシブとかもあってツイッターみたりして

良い絵描く人がいて、俺もまた絵かきたいなーってなって。

そこから、ツイッターやピクシブで絵を描く人たちと交流ができて、

アイドルマスターシンデレラガールズが流行って、俺もアイマスで描くか!っ

てなって最初はギャグ描いてたんですけど…。

途中で、このキャラのエロいのが見たいなってなって。

でも誰も描いてる人がいなくて、じゃあ俺が描こうと! 

それで描いた同人誌があるエロ漫画雑誌の編集さんの目にとまって、エロ漫画

家の道が開けましたね。


池田『なるほど、そこでエロにいったんですね。


四万十川『それで商業のエロ漫画描くことになって、そのときちょうど質屋の

仕事が暇で、暇すぎて会社で絵描いてたんですよ!w


池田『どこでも描いてますねw


四万十川『描いてますねw

質屋には、オークションに出す写真を加工するために、PCとペンタブがあっ

たんですよ。描けるじゃないですか。描いちゃうじゃないですかw


池田『でもエロいの描いてたらちょっとマズいんじゃないですか?


四万十川『人がきたらすぐ閉じたりしてました。仕事の半分くらいは絵描いて

ましたねw


池田『いいなあw


四万十川『それで給料+ボーナス貰ってると思うとちょっとまずい気がします

けどねw


池田『やっぱ仕事中に絵が描ける職につくことからはじめたほうがいいのかな

これから同人はじめる人って。


四万十川『かける時間もあったほうがいいですが、本職の収入源っていうのは

絶対皆持ってた方が良いと思います。

これから同人はじめる方は同人以外の収入源あったほうがいいと思いますね。


池田『絵が描ける時間がある仕事…質屋と米屋と介護が良いんですねw


四万十川『当時から仕事選ぶときって自分の中で絶対ラクそうなやつっていう

のありましたねw


池田『あとは、けっこうすぐ帰れるとか、休みが多い会社とか良いですよね。

アイマスは売れたんですか?


四万十川『多少は売れたんですけどそのあとすぐ艦コレに行っちゃったんです

よね。

でも最初はあんまり売れなくて。

同人作家だけで食べていけるかな?と思ったきっかけがあるんですけど、艦コ

レで大井っているじゃないですか?


池田『ああ、大井っち。


四万十川『大井っちで、『大井っちは提督のいいなりっち』っていう本を出し

たんですけど、それは自分の中ではすごい売れて、そこからですね、完全に同

人で食べて行けるようになったのは。


池田『あれ?さっきのエロ漫画雑誌の話は?


四万十川『それは、2本くらい描いた後にぜんぜんプロットが一切通らなくな

っちゃったので…。

それに時間とられるなら同人誌で…と思って。

その時ちょうど大井っちの本が売れたので全然こっちで良いや!と思って。

池田『それは、これで食えるな!と思った数字がでたってことですよね?


四万十川『そうですね普通の仕事と変わりないか、ちょっと上くらいにはなっ

たので。


池田『それってなぜ売れたんですか?


四万十川『なんでだったんですかね?運の要素が強かったんですかね?

内容の良さとしては、大井っていうキャラ(女の子大好き大好き!)を

チンポで落とすっていうのに、すごく股間にくるものがあったからかな?


池田『そのシチュいいですね~!


四万十川『それが割りと受け入れられたかなって感じがしましたね。


池田『いいなあ…。いいっすねえ…。レズなのに。


四万十川『超電磁砲の黒子もチンポで落としたいなあって思いながら観てまし

たねw


池田『いいなあそれ。そのときは質屋の仕事してたんですか?


四万十川『もうしてなかったですね!エロ雑誌掲載の話をもらったときに

このままずっと意味の無い仕事してても…と思って。仕事やめて専念するかあ

と。

最初はエロ漫画描きながら生計立てて行こうとは思ってたんですけどね~。

それよりも同人誌のほうが数字が出ちゃったので、

苦しい思いをしながら(プロットが通らないとか)描いていくよりは同人誌の

方が精神的にも体力的にも良いかなと。


池田『商業では僕は食っていく自信ないなぁ…。

たくさんいいエロ作品あるんだけどなぁ~。


四万十川『そうですねいいの沢山あると思いますけど、

どうしても原稿料が安すぎると思いますね、今のエロ漫画は。


池田『単行本は1万部れてもざっと100万くらい?


四万十川『80万ですね。


池田『80万かぁ…。

3万部いくのが年に1,2本ですもんね、それ考えると…。


四万十川『きついですよねえ。

僕の周りに聞いてもみんな原稿料7000円くらいなので、

その7000円のために2.3ヶ月、ひどいと半年とか拘束されるので。


池田『7000円で!?


四万十川『7000円で…。

けっこう厳しいことが多いですよねエロ漫画は。


池田『それでも雑誌で書いてる人は多いけど、

やっぱり栄誉のために、なんですかね?


四万十川『うーん、それと単行本出したいっていうのが一番大きいんじゃない

ですかね?


池田『なるほど。


四万十川『お金の面だけじゃなくて なにか残しておきたいっていう。

それにしても安いですけどねw

いまのエロ漫画のクオリティを1万円いかずに描かせられちゃうっていうの

は。


池田『自分が聞いた風の噂ですが、商業と同人の年収合わせて4000万円ある

人がいて、年収の半分は商業だよって言ってたらしいんですよ。そのときは、

2000万円も商業で稼げるんだ!と思いましたね。

エロアニメ化とかフィギュア化とかしてる人らしいですけど。


四万十川『そんな人がいるんですね。


池田『それなら商業でもいいかなと思ったけど

でも普通にやっていくのは無理ですよね。同人誌描かないと。


四万十川『大抵の人は無理だと思いますw

それこそ実家暮らしとかじゃないとやっていけない職種だとは思いますね

エロ漫画家って。


池田『大井っちで売れて。それからは艦コレで?


四万十川『艦コレとか、グラブルも描きましたし、ガルパンとかですね。


池田『ぶっちゃけどれが一番売れました?w


四万十川『なかなかいやらしいこと聞きますねw

う~ん、でもそれを言ってしまうと・・・こいつ金でしか見てねえwみたい

な!!


池田『あははw


四万十川『一番売れたのはガルパンでしたね。


池田『意外ですね~。一番人気のあるジャンルが一番売れそうって思っていた

ので。


四万十川『エロを求めている層っていうのがだんだん高齢化してきてると思う

んですよ、

それでよく言われているガルパンおじさんたちにウケたんじゃないですかね?


池田『艦コレよりですか?


四万十川『自分としては艦コレより売れてますね。ガルパンの方が。


池田『グラブルとかはそんなによくはないって聞くのですが?


四万十川『そうですね結構瞬間的っていうかw


池田 『それはグラブル自体に結構お金使うからってことですか?


四万十川『それが大きいと思います、ガチャがお金かかりますからねw

それに比べたらテレビがあればタダで見れるアニメ作品とかは強いと思います

ね。


池田『ガルパンって艦コレとかグラブルよりはパイは少ないと思うんですけ

ど、

ほかの作家さんたちも売れてました?


四万十川『うーん僕の周りにはガルパンでエロ描いてるっていう人はいなかっ

たですね。

仲の良い人たちはみんな別ジャンルですw


池田『なんでガルパンにしたんですかw


四万十川『普通の女の子たちはどちらかというとあんまり悪い事(エロいこ

と)したくないんですけど

歳のいった母親たちなら別に良いかなみたいなw


池田『ああ!ガルパンのお母さんたちのほうをヤったんですねw!

ということは人妻系が読者さんに刺さったんですか?


四万十川『それはあるかもしれないです。

読者さんの年齢層高いと、年齢いってるキャラの方が良いのかなっていう。

母親キャラって結構良いじゃないですか。


池田『いいですね!!


四万十川『普通の女の子たちの絵を出しても

そんなに数字は行かなかったんじゃないかと思うんですよね。

継続高校のミカの本を出したらけっこう反響ありましたけどw

多分そのとき誰も出してなかったのが理由かな。


池田『誰も出してないとその人のしか無いから。って感じで売れるんですか?


四万十川『それはあると思います。

先駆者になることは、本が売れる事に関しては重要だと思います。


池田『このキャラクターの絵を描いた1番目の人!みたいな?


四万十川『このキャラ=この人 っていう印象付けするのが売れるための近道なんじゃないですかね。


池田『それを裏付けるかどうかわかりませんが…。このキャラ=この人 の効

果が出てるのかもって思った事がありまして。

コミケの当落発表の日に、“当選しました” ってみんなつぶやくじゃないです

か?

そのツイートを誰が一番RTされるかなって一回計ってみたんですよ、自分の

周りで10人くらいですが。

1日経ってRT・いいねの数はどれくらいいくんだろうって。

もちろんフォロワーの数とか、画像付いてるつぶやきかどうかとか、完璧な比

較はできないけど、誰が一番求められているのか?って気になって。

例えば、フォロワー1万人だったら50RT、2万人だったら100RTとか、単純

に考えるとそうなりますよね?ただ、明らかにそういうツイッターのポテンシ

ャルを越えてる結果をだしてる人とかいて、そういうの見るの面白くて好きな

んですよね。


RT数がフォロワーの数に対してかなり多いなー!と思ったのが、

nohitoさんでした。


四万十川『ああ!鷺沢文香!


池田『そう、ずーっとそのキャラ描いてる。

画像付いてるつぶやきだったんですけど、でももっとフォロワーいて絵も同じ

くらいうまい人よりもRT数が倍くらい多くて、「このキャラ=この人」って

こういう事かも?って思ったんですよね。


四万十川『僕もnohitoさんと一緒に、夏のコミケだったかな?

鷺沢文香の本出したんですよね~

池田『へぇ~!そうなんですか。どうでした?


四万十川『けっこう売れました!

けっこう売れたんですけど描き続けてたnohitoさんのほうが売れてますよね。

あの人は絵も描けますし、鷺沢文香といえばnohito!だったので。


池田『じゃあ二次創作でそういうのやる人ってずーっと好きなキャラを描き続

けるのも良い。みたいな?


四万十川『それはあると思います!

コミケ時期のとらのあなのランキングとかみると、そういうの特に顕著に出る

と思うんですよ。

1位がなのはのキャラ本だったり、いまだにセーラームーン描いてるサークル

があるんですけど、本出すと常に上位にいたり。


池田『でも、そもそも選ぶキャラが強くないとダメですよね?

マイナーのマイナーのキャラだとキツい気がします。


四万十川『そうですね。


池田『マイナーすぎるキャラを好きになっちゃったら好きになっちゃったでし

ょうがないと思いますけど、一回メジャーなキャラを好きになった時、誰も描

いてなかったら描き続けるとかが、良いかもしれないですね。


四万十川『一定水準の絵の力があればそれはかなり強いと思いますよ。


続く・・・・

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インタビュイー:四万十川

Pixiv:http://www.pixiv.net/member.php?id=62709

twitter:https://twitter.com/rorinoutage

インタビュアー:青水庵

Website: http://aomizuan.sakura.ne.jp/

twitter: https://twitter.com/ti_jiyuugyou

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