知らない人んち（仮）第2話　シナリオ案

回想シーン

きいろ「幸せそうな家族何て」

きいろ「滅んじゃえばいいんだよ」

　

（悲鳴）

（死体が包まれた布団）

（死体は「ニゲテ」の紙を握りしめている）

（家の外にメッセージを伝えたかった様だ）

（パトカーの音）

　
　

［字幕］

有名ファミリーユーチューバー　

「お星さま家族 ゴージャス☆TV」

幼い子供達が　おもちゃ紹介をしたり　ゲームで遊んだり　公園で遊ぶ様子が配信され　人気だった

年間収入は億を超えた

その一家が襲われた

それが数年前

犯人は　近所の少年少女だった

きいろ「これで私も人生真っ暗だね」

　
「まあ　もともと真っ暗だけど」

「進学も就職も何それって感じだったし」

「出所したら」

「ユーチューバーにでもなろうかな」

　

（現在に戻る）

きいろ「カレーを作るよ！」

アク「（痴呆の振り）」

きいろ「駄目だよ　そんな抱きついちゃ」

「危ないよ」

アク「（こいつ　動くと可愛いな）」

「（可愛かった弟と妹の敵なのに）」

「（俺はどうしたらいい）」

ジェミ「…」

　

［階段］

ジェミ「お前　ふざけるな」

「あいつは　きいろは　私達の家族を殺した」

アク「事情があったかも知れないだろ」

「悪い連中にそそのかされて」

「週刊誌で書かれて　あいつの家族もバラバラだ」

　

［きいろの子供の頃の絵］

アク：「これだって　空き家になったアイツんちから　盗んできた」

「お前の事は全部知っている」

「と言う脅しだったが」

「知れば知るほど」

「（好きになりそうだ）」

「こんな女の子が　どうして…」

　

ジェミ「サタンの仕業」

「だったらなおさら」

「救済してあげなきゃ」

「救済」（ジェミ退場）

　

暗室から裸の男（ゲスト俳優）

男：「妹に手を出すな」

　

キャン「どの口がそれ言うかな」

「あんたに近づいたのは」

「きいろの事を知るためさ」

「バイト先　行動パターン　etc.」

「それだけだよ」

「お蔭様で　連れて来れたよ」

「あたしたち家族の　思い出の家にね」

　

男「俺を好きって言ったのは」

「嘘だったのか」

キャン「（あーあー　きこえなーい）」

「あいつの目の前で」

「こいつ殺そうよ」

「逆のがいいかな」

　

きいろ：「…　みんな　知ってたの？」

　

一同「！」

　

きいろ「そうだよ」

「私があなた達の家族を殺した」

　

「だって　可愛くて小さくて」

「お金持ちの子供ってだけで」

「みんな見てくれるんだよ」

「不公平じゃない」

「私は可愛く無いし」
　

「何も無いから」

　

アク「そんな事　ない」

　

きいろ「でもね　すっごく反省したんだよ」

「本当に苦しかった」

　

「だから今は」

「死んだ子の分まで」

「頑張って幸せになる」

「そう決めたの」

　

キャン「殺してやる」

　

アク「逃げるぞ　きいろ」

　

きいろ「はい」

　

　
キャン「逃がすか」

　　


（きいろ　回し蹴りを放つ）

　

どか

　

（アクは血を吹き出して倒れた）

　　
　

きいろ「間違えちゃった」

　
　

　

続く