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凌辱ゲーム主題歌のススメ(その2)

ドマイナー所ばかり選んだつもりが予想以上に評判だったのでその2です。この画像の作品が分かった人はお友達です。是非とも仲良くなりましょう。
(今回この作品の楽曲は紹介していませんが)

その1は以下のリンクに記載しています。

今回は前回のような区分け等はせずに紹介していきます。

1.掴めない光の向こう ひうらまさこ ゲーム:特別授業3SLG (BISHOP)

ひうらまさこさんといえば姉妹が2等分されるCGで有名なDark Blueの主題歌が有名ですが、自分的にはこっちを推してます。ヒロインの心情を凛々しく歌い上げており、シンフォニックなアレンジが聞きやすさを助長しています。
あとこれのインスト版がBGMとしてTVで使われたってマジですか…???(知っている人いたらコメント下さい)

2.Mind And Blind 天乙准花 家属 ~母と姉妹の嬌声~ (BISHOP)

またBISHOPかよ……とお思いですがしょうがないじゃん、過去の作品に名曲多いんだし。

これはMad Pierrot(電子音楽ファンなら分かる名前ですね)でメイン作曲家として活動されていた天乃啓示さんが作曲された曲。
Mad Pierrotで有名な曲なのは民安ともえさんが歌われているおいでよ!水龍敬ランドでしょうか。
歌詞は夢の国らしいメジャーな単語ばかりですね(感覚麻痺)

しかし天乃さんの本領は上記で紹介しているダークで退廃的な曲調にあると思っています。
エレクトロ、ポストロック、メタル、ゲームソングの良さをごちゃ混ぜにしながらもメロディは忘れないスタイルに自分的には凄く尊敬している作曲家の一人です。
メタルが好きなら青葉りんごさん歌唱の「EXTASE」もオススメです。

3.月夜に囁いて 亜月ちえみ ゲーム:神聖昂燐ダクリュオン・ルナ~堕聖母誕生~(CHAOS-R)

凌辱エロゲーに特価したブランドとしては新規に該当するCHAOS-Rから販売されている触手・ロリに特化したアルカナルージュ・ダグリュオンシリーズの唯一のボーカル曲です。

凌辱ゲーのボーカル曲って前記事にまとめているような良き古きJ-POPかヴィジュアル系・メタルリスペクトの楽曲が多いんですが、この曲は珍しい最近のノベルゲーに使えるようなJ-POP流のゲーソンであり、正直もっと聞かれても良い楽曲です。
しかし、曲調に反して凌辱ゲーらしく歌詞についてはかなり暗く暗澹たる言葉が綴られている点も非常に好みでした。

このタイプの曲で似ている作品としては前記事の淫妖蟲が挙げられます。
触手ゲーに限って曲はめっちゃ正統派なのは何故……?

4.The Truth of the Imitation ボーカル不明 ゲーム:性裁~白濁の禊~(BLUEGALE)

古のエロゲーからも一曲。ボーカルが不明というのが何とも古のエロゲーっぽいですね。
この曲はとにかくキーボードにて紡がれるメロディーがプログレッシブロック(通称プログレ)リスペクトであり非常に良く、それだけで聞く価値があると思います。
サビよりもイントロや間奏の方に聞き入ってしまいますね。

プログレッシブロックの名盤、Traceのアルバムを参考に上記に貼っておきます。影響が感じられるかと思います。
ボーカルが下手?……プログレだとよくあるので慣れましょう。

5.Gethsemane Rita ゲーム:牝姫の虜 ~廃校舎の制服少女~(Gage)

美少女ゲーム界隈だとリトルバスターズのOPなどで有名なRitaさんの隠れた名曲だと思っています。
作曲者はLittle Wingやcanoueで活動されているMANYOさん。
曲調がとてもTriptychというゲームのTriptychという曲にそっくりなのですが作曲者同じだし問題無いですね。

歌詞も神話的な雰囲気がたまらないです。
ゲームのタイトルは神話感一切感じないですけど。
ただ、ゲームの中身はタイトルに反して意外と純愛ゲーよりらしいです。
(プレイしたことあるひといたらこれ本当か教えてください)

6.Operation in Unsteady Space ゲーム:スターシップランデブー(ScapTrust)

ここでボーカル無しのBGMにも触れておきましょう。
上記の曲はエロゲとしては古参に該当する1988年に発売された、スターシップランデブーというゲームのOPテーマに該当するBGMになります。(最初に流れる曲です)
この作品、何がすごいのかというとBGMの作曲家のメンツ。
名義こそ変えていますが、何と崎元仁さんと岩田匡治さんが作曲を担当しています。
(ファイナルファンタジーXIIやファイナルファンタジータクティクス、タクティクスオウガといった名だたる作品を幾つも作曲している方です)

スターシップランデブーは昔のエロゲにしては以下のようなしっかりとしたSF世界観を構築しており、

人類の宇宙進出、ワープ航法のテストが繰り返されていた頃、突如ブラックホール、ホワイトホールとも異なるSH(スペースホール)が出現、謎を解くためにSHへ向かう全ての宇宙船は消息を絶ってしまい、SH付近一帯は航行禁止区域となる。時が経ち、突然SHの近くに正体不明の宇宙船が現れる。プレイヤーは単独でその宇宙船を目指す。

Wikipediaより引用

上記の曲に関してもそれに見合うようなメタルのギターに通じるようなシンセが熱く盛り上げてくれています。
(この辺りはLILITHの監獄戦艦に通じるものを感じます)

ゲームの中身はアクションも嵌められ要素こそありますが当時としても楽しめる作品でスペシャルステージという名の剥ぎ取りシーンではくっころ的な態度から即堕ちが見れます。(今やる人いるのかな……?)

X68000版?知らない子ですね……

7.Over Again ゲーム:Blow ~満ちた月、欠けた月~(RockClimber)

最後に紹介するのはココノツ・ぶるべらタッグの名作と言われているBlowのエンディングであるOver Againです。

鬱作品と名高い作品に似合う圧倒的な哀愁漂うポストロック…!
God Is An Astronaut(下記動画参照)っぽさも感じられます。

上記の動画ではショートバージョンですが、フルバージョンではテクニカルなギターソロもあり、一度で二度おいしい曲でもあります。

但し曲が聴けるゲーム本体であり、プレミア化が始まってます……
(2023年8月現在の価格が駿河屋では1万5千円でした)
なので興味がある方は早めに買いましょう……!
本物の悪人がいない、やりきれない鬱が欲しい方にはオススメです。

美少女ゲームにはまだまだ隠れた名曲はいっぱいあり、逐一紹介していきますので、記事が良いと思った方はいいねしておいて貰えると幸いです!
(モチベーションになります)


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