覚悟の決め方

何か未知の領域に飛び込むとき。
覚悟がいると思います。

それは「えいやっ」て境界線を超える覚悟(のようなもの)。
そして何が出てきても受け止める覚悟。

この2つは同時に瞬間的にできることはありません。

覚悟というのは時間をかけて少しずつできるものです。
瞬間的にできる覚悟(のようなもの)は実は覚悟ではなく「境界線を飛び越える勇気」で覚悟ではありません。

未知の領域に飛び込む時には色々調べたり見積もりとって比較したりして準備しますよね?
この準備を少しずつ進めていく中でできるものなんです、覚悟は。勇気は最後のひと押しをするだけです。

準備もなく無闇に未知の領域に飛び込むのは無謀といいます。
未知の領域、特に人間の心に関わることに飛び込む時に無謀だと自分が痛い目をみます。
その痛い目を見ることさえも経験値! と思えるならとめませんが、私はおすすめしません。

その未知の領域にいくことは本当に今のあなたに必要ですか?
取り返しがつかなくなっても大丈夫ですか? 受け止められますか?

内観など人間の心に関することは、本当に本気で取り返しがつきません。
内観は人間の心の内側をダイレクトに触ります。
人間の心は、一度触るとそれがつつく程度の軽い触り方でも「触られたことのない心」には戻れません。

だから覚悟が必要だし、覚悟をつけるために準備が必要です。

誰かに勧められて、とあなたは言うかもしれません。
でも考えてみてください。

その誰かはあなたが取り返しつかない状態になったら責任とってくれますか?
その誰かはあなたの代わりにお金と時間を使い、あなたの代わりに痛みを受けてくれますか?

そのくらい他人は無責任だし気楽に様々なことを口にします。
だからこそ最終的に全て判断するのは自分でなければならないし、その判断をするから自分軸につながるんです。

誰かに何かを勧められた時は「そういう選択肢もある」と選択肢が増えた程度に捉えて下さい。

そしてその新たな選択肢が必要だと思うなら、準備して覚悟して飛び込んでください。

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