多職種連携の始まり
1.はじめまして
月間HAMT読者の皆さま、はじめまして、愛知県名古屋市で「鍼灸指圧 杉下治療院 Thumb'z Space」を運営している、「すぎやん」こと杉下辰雄と申します。
「誰かを支える、あなたの力になりたい」をモットーに、主に訪問鍼灸マッサージを中心に、院内での施術も行っております。開業6年目を迎えた本年、コロナ媧の中、初めてのスタッフ雇用、そして7年目を迎える2021年1月に業務拡大のため移転開業をするので、その準備を進めている真っ最中でございます。
では、まずは月間HAMTで多職種連携を担当するにあたり、初回ですので、僕が多職種連携に興味を持ったきっかけについて、ご紹介させて頂きたいと思います。
「多職種連携」という言葉を聞いて、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか?
まず、多職種というと皆さんは一体いくつの職種が思い浮かびますか? それは、医師や看護師などの医療系の職種でしょうか?それともケアマネージャーや介護福祉士などの介護系の職種でしょうか?我々、在宅鍼灸に関わる者としては、そのどちらにも関わっていかなければなりません。それでは、連携とは何でしょう?辞書では「互いに連絡をとり協力して物事を行うこと。(goo辞書)」とあります。 ここでは、一度ご自身を振り返って多職種と連携することについて一緒に考えていきたいと思います。
また、医療現場では、多職種連携をIPW、多職種連携教育をIPEという略語もよく用いられますので、以後IPWと表記させて頂きます。
さて、皆さんは普段からうまくIPWは出来ていますでしょうか?また、どうすればうまく連携ができるのでしょうか?まずは、僕がIPWをしくじったところからお話をします。
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