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20卒としてリモート入社した私が、歓迎会を通して21卒のリモート課題を解決した話

この記事は freee Designers Advent Calendar の 3日目です🎄


こんにちは!freee株式会社でUXデザイナーをしているtomominです。
現在新卒2年目(20卒)で、freee会計や新規サービスのデザインを担当しています。

この記事では、今年4月にUXデザイナーにjoinしてくれた21卒の2人に向けてリモートで実施した歓迎会について、企画にあたり意識したこと・具体的に実施したことを書きたいと思います。

歓迎会実施の背景

freee株式会社は昨年春からコロナの影響でフルリモートになり、現在もその体制を継続しています。私は昨年4月に新卒UXデザイナーとしてリモートで入社しました。もちろん自宅で働けるからこそのメリットは沢山ありますが、リモート下でライフステージが変化する大変さも経験しました。

その経験を活かし、今年もリモート下で新たに入社する21卒の2人の迎え入れを担当することになり、チームメンバーと協力して数ヶ月前から様々なサポートを検討してきました。特に私は新卒歓迎会や自己紹介会など、今後のコミュニケーションの土台を作る企画の開催に取り組みました。

リモート入社の課題
リモート入社の課題は、何より周囲の人とコミュニケーションを取る難しさだと思っています。
これまで出社をしていたときは特別な機会がなくても日々のちょっとした会話の中で関係性が築かれていましたが、リモートだと自然発生的にはそのようなことは起きません。
去年の自分は、顔を知らないメンバーがほとんどの中で、適切な相談相手や相談方法に辿り着くことに難しさと不安を感じていました。距離感、温度感が読めない中でのテキストコミュニケーションも、最初のうちは考えすぎてしまい十分に伝えられないことがありました。

しかし、デザイナーとして成長していくためには、様々な人からレビューを受けたり、分からない点を適切に質問できる力が必要になります。
freeeのUXチームとしても、新卒1年目を終える頃に「他のデザイナーからサポートを受けるための土台ができている」状態を目指しています。

そこで、まずは少しでもその課題を軽減するため、入社して早い段階で組織の雰囲気を感じられて、その後のコミュニケーションの土台になれるような歓迎会イベントを開催することになりました。


歓迎会のコンテンツ

歓迎会を開催するにあたり具体的に意識したのは

  • freee UXチームの全員と話せる🗣

  • 話題に詰まらず会話ができる💬

  • 実施の記録を残す📸

の3つです。

freee UXチームの全員と話せる🗣
全く面識がないよりは、一度でも話したことがある方がその後のテキストコミュニケーションのハードルが下がります。新卒2人が必ず全員と会話ができるよう事前にグループを複数用意し、時間経過ごとにメンバーを入れ替えながら進行しました。
オンライン飲み会のネックに「同時に1人しか喋れないこと」がありますが、今回はpragliというバーチャルオフィスサービスを利用して、オンラインでもそれぞれがちゃんと話せる4~5人程の人数に分かれて会話をしました。

話題に詰まらず会話ができる💬
初対面で会話を盛り上げるのは、オンラインでなくても気を使う場合が多いと思います。さらにオンライン飲み会では間が読めなかったり、会話がストップすることも起こりがちです。

今回は限られた時間内で組織の雰囲気を感じてもらうことが目的だったため、会話を考えることに不安を感じずに済むよう、事前にいくつか話題を用意しました。 会話に空白が生まれないスピード感を意識し、10~15分ごとにメンバーと話題を変えて楽しみました。
用意する話題も真面目なものではなく、短時間で打ち解けられる内容を意識し、デザインやfreeeについてではなく新卒でも気負わず話せるよう心がけました。

用意したお題について話し合っている場面


実施の記録を残す📸
会話した内容はその都度スライドにまとめてもらうようにしました。
リモートだと取り組んでいる業務内容によっては普段あまり顔を合わせないメンバーもいるので、あとから振り返って思い出せるように記録を残すことをルールにしました。

会話内容を記録したスライドの画像



歓迎会の最後には、社会人のスタートにfreeeを選んでくれた感謝の気持ちを込めて、freee UXチーム全員からの寄せ書きをプレゼントしました!

寄せ書きのイメージ

実際に実施してみて

参加したメンバーからは「メンバーのことをよく知れて嬉しかった」「これまでの飲み会で一番盛り上がった」「迎える側としてもいつもより話しやすかった」という声を聞くことができました。
特に事前に話題が用意されていた点について、既存の社員も含めポジティブな感想が多く聞けました。

また、自分の目標としてfreeeのUXチームに新たな文化を作ることを意識して取り組んでいたので、「今までのfreee UXチームにない雰囲気で、変化を感じられた」というフィードバックをいただいたことがとても嬉しいことでした。

このようなイベントは結果を数値で測ることができません。今後22卒、23卒…に向けてより良いものにしていくためにも、今回入社してくれた2人や参加してくれたメンバーをどんどん企画に巻き込んで、感じたことを元に毎年アップデートしていきたいと思います!

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次回予告
明日は同じくUXデザイナーのakiraさん(@kazuhisa_nakao)が、フリーランスの目線から会社員の良さについてお話ししてくれます。是非お楽しみに!

最後まで読んでいただきありがとうございました✨

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