夏の風物詩も「値上げ」には勝てない。
あれんです。
よく、作業のおともに
お菓子を買ってくるんですが、
今日のお供はあの、紫色のパッケージに入った
国民的ベストセラー
「ルマンド」です。
もう何年振り?
多分中学生以来?
ってくらい食べてなかったですね。
さぁさ、帰宅し
ワクワクしながら
あの紫色のパッケージをガバッ
あれ、
なんか少なくね?
これは、最近流行りのあれか…
ということで、
気になって調べてみたところ
2008年(多分僕が最後に食べたのこの辺)
までは16本入り
以下
2008年→14本
2013年→13本
2019年→12本
と、いわゆる
『ステルス値上げ』
を繰り返しています。
今現在は2019年改定の
12本で落ち着いていますが、
フツーに値上げもしています。
そして怖いのがそのペース。
2008年~2019年まで価格は据え置きの150円、
あくまで量の削減にとどまっていたものの、
2022年7月に20円値上げして170円。
そこから2023年の7月にふたたび20円値上げ
現在190円で販売されています。
ちょっと怖い。
というのも、
日本人は国民性として、
あまり大胆に値上げをしたがりません。
「忖度」とか
「接待」が大好きな日本人は
一度ついたお客様が
離れていってしまう
その恐怖で値上げができないんですね。
言ったら、そのマインドブロックが外れた。笑
いや、笑い事じゃない。
これから何かあるたびに
赤信号みんなで渡れば怖くない
とばかりに値上げに踏み切るでしょう。
夏の風物詩が消えた
Xから見てくださってる方は
ご存じかもしれませんが、
僕はいわゆる中卒です。
高校を出てからすぐに働き始めました。
(というとかっこよく聞こえますが実態は仕事バックレまくってます)
ただ、まぁそうそう仕事なんてないんでね。
おしゃれな居酒屋で
バイトとかしたかったワケですが、
「15歳?無理だわぁ、ちょっと。ごめんね」
と、門前払いのパターンがほとんど。
そうなると、いわゆる
現場仕事ぐらいしか残ってないんですね。
あと、知り合いのつてで
即雇ってもらえる手軽さもあったので
15歳の時は解体作業員やってました。
(一瞬ですが)
ちなみに、
解体作業、マジでクッソきついです。
しかも7月?かその辺に始めたんで
まぁぁ~暑い。
死ぬ。
昼休憩になるのが待ちきれなかったです。
と、いうのも
現場の親方がみんなにジュース買ってくれるんですよ。笑
正直、クッソ嫌いなタイプでしたが、
ジュース買ってくれるんでおとなしくしてました。
お金、なかったですからね~
で、当時
夏になると、自販機に
「500ml缶のコーラ」が出現していたんです。
夏季限定ですね。
しかも、100円。
僕はアレが大好きでした。
なんか、コーラ党の僕としては
ペットボトルで飲むより缶のほうがうまい、
見たいのがあって。
正直今でもAmazonなんかで買えるんだろうけど、
キンキンのあいつが自販機から
ゴトンッ
と落っこちて
炎天下、汗かきながら
喉が痛くなるまで一気飲み。
という「経験」が好きでした。
(もしまだ100円で売ってたらすいません。
いや、ないよね?流石に。笑)
とまぁ、僕的「プチ夏の風物詩」の話ですが
マジの夏の風物詩たちだってピンチです。
花火大会は
人件費、火薬代の高騰で
200万円の費用増
運営費が確保できずに
「海水浴場は開きません」というところも。
値上げに慣れちゃった
値上げが肌感覚で伝わって、
ちょっと騒ぎになると
「もう収まるだろ」
「さすがにストップ高っしょ」
と、さっさと楽観的になりたいのが人間ですが。
実のところ、
いまだに価格転嫁が
一切できていないという
企業は12%に上る
と言います。
コスト上昇分を
全て価格に転嫁した企業に至っては
たったの4%。
日本の経済全体が
「値上げに慣れた」
という状況の今、
「もう物価高は落ち着くよ!
ニューズで言ってた!」
と楽観視するのは危険です。
と、いうか
長い目で見て、
すこしずつ値上げしていくのが健全なのです。
その流れに乗っかって、
政府は今、
副業を推しまくってますね。
これは、政府が
「自分で何とかしなさいよ」
というスタンスに舵を切ったのと同じ。
勤める企業に
ずーっと「おんぶにだっこ」
それじゃ、もうダメよー
と政府が言っている。
稼ぐ力
などと、色々脅かすようなことを言いましたが
何もこの流れに
ビビる必要なんてないんですよ。
「個人で稼ぐ」
手段を知ればいい。
収入源なん、いくらあってもいいです。
稼ぐノウハウなん、無限にある。
稼げばいい。
で、ルマンドいっぱい買えばいい。
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