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Lapsley[Ligne3]

思考整理という名目の布教リスト
誰も興味ないだろうが私が生きる上でなくてはならない音楽強制布教ページ

<Music>
https://www.youtube.com/watch?v=WnCuhnmgxi0
まずこのビデオをみてほしい。
わたしはLapsleyっていう女性アーティストがマジで好きで、その人の
“Speaking of The End”っていう曲のPVなんだけど、
本当に美しい。
本当に本当に美しい。これ以上シンプルに美しい映像そんなにみたことないくらい美しい。

私が最近心の支えにしているのがLapsleyのLigine3という曲。
最初に紹介した“Speaking of The End”も
アルバム『Through Water』の中の1つ。
ラプスリーは『第2のアデル』というあだ名も持つ、低くて深みのある声が強み。今世界でわけわからんくらいヒットしているビリー・アイリッシュも影響を受けたと公言する音楽業界界隈で一目置かれている。


アルバムが全体的に暗くて、
聴いてるとまさしくジャケ写の状態みたいに水底を静かに溺れてる気分になる。
溺れることが全然苦しくないんだけど、ちょっと心が重たい。
一人で夜24時以降散歩するときに聴いてることが多い。

👇youtube音源
https://www.youtube.com/watch?v=ehMY9RZWMPo

この曲の何が最も刺さるかというと歌詞。
音楽を聴いていて刺さるのは言葉よりも音を聴いているときの方が多い(なぜなら英語の歌詞は全然わからないしわかろうと調べることもないから)この私が“歌詞が好き”ということは相当刺さるものだと期待してもらって良い。
(まあエモーショナルという部分は人によって本当に違うので私の好きを知ってもらいたいということですね)

これは2019年12月にリリースされて、リリースされた瞬間にspotifyへ聴きに行ったけど、今から書くサビの歌詞聴いて泣き崩れ落ちた。

It's not easy letting go, it's not that simple (Somebody you love)
Easy letting go, it's not that simple (Somebody you love)

これが4回繰り返される。

諦めるのは簡単じゃない。そんなに単純なことじゃない。
(あなたが愛する人、ねえ聞いて。)
諦めるのは簡単。そんなに単純なことじゃないけど。
(あなたが愛する人、ねえ聞いて。)

私はこう訳してる。
Somebody you loveの部分は人によって変わって良いと思ってる。
この動画は自動翻訳だからかわからんけど“愛している人”になってる。

でもこの歌は恋人が別れるタイミングの曲だから、全部日本語に変えるとすれば、

二人の仲をもうこれ以上どうすることもできないから
諦めることは簡単じゃない。
でも愛した者同士の関係ってそんなスパっと切れちゃうほど単純じゃない。
いやこんなの簡単なこと。諦めてしまえばまあ楽なもんよ。
いやでもやっぱりそんな単純じゃないのよ。

問題は途中に入るSomebody you loveの部分だけど、
これって浮気されたのかな?
あなたが愛する人、聞いてほしい。
私たちの関係は切りたかったらすぐ切れるみたいに単純じゃないのよ。
こういう意味だと勝手に思ってる。

日本語で含みを持った歌詞も最高なんだけど、
英語はあんまりよくわかっていないからこそ
勝手に自分で意味を付けられる。
だからこそ余計に聴いててエモーショナルな気持ちになれるという部分が
個人的にある。
本当にラプスリーの曲は暗い。
マジで暗い。
でも明るいものを聴いているより気持ちが楽になる。優しい暗さ。

外国の音楽がめちゃくちゃ好きなのに英語が全然できないというバグが起きてるから、好きなものを完全に消化するためにも早く勉強頑張りたいところ。

映画も音楽も本もなにもかもコンテンツ全般的に、
やはり作者の意図までしっかり踏み込んで楽しむためには
言葉や普段の日常から色んな背景を知ってた方が
絶対良いに決まってんだよな。
何年かかっても諦めたくないところではあるな。


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