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初めての一人旅*海外編

私の初めての海外一人旅は実はロシアでした。
福岡からソウル、ソウルからウラジオストクへ行きました。9月。まだ暑い日がある時期です。
ウラジオストクは元軍港です。海があります。
その頃はまだ外でビールは飲んでOKな時代です。


一人で散歩をしていると

”一人?みんなでパーティーしてるから来なよー。”

そんな声をかけてもらった。一瞬、え?ナンパ?って思ったけど、男性も女性もいて、昼からみんなでBBQしてお酒飲んで普通にワイワイしてるだけだった。

私がえ?ってなっていると女性陣も来て、

”どっから?旅行?一緒に飲もうよー”

と声をかけてくれた。

当時
ロシアってなんか怖い。隣の国なのに何も知らない、国境の問題もある(隣国とは大体そうなんだけど)安全保障もない、どんな国なんだろう?と理解できないようなイメージがあった。
隣の国の韓国のことはそれなりに知っている、というか知らないかもしれないけどイメージ湧く、でもロシアは・・・
そんな気持ちでロシアに渡った。

実際に行って交流したロシア人たち、何、みんな優しい!
BBQでイクラもご馳走になったり、みんな片言の英語でなんとかコミュニケーションを取って本当に楽しかった。
一人旅が豊かになった。


その後

帰国して私はロシア語を学び始めた。
語学を学ぶのは言葉だけでなく、文化とか歴史とかも学ぶことになる。
ロシアにはアクネドートという小話がある。この小話をたくさん知ってるのがイケてるとか。
ユーモアと知性を感じた。
ロシア語はリズミカルで聴いてて(聞いてて)心地よかった。

私のロシア語は大したことはないが、ロシア人の友人とたまに連絡を取る。今では悪者ロシアとなり、ロシア人が世界で差別を受けたりもする。
日本でもロシア料理店が攻撃されたニュースがあった。

私が一人旅で出会ったロシアの若者たちはみんなきっと40代、もう若くないけどきっと人の良さは変わらないと思う。
その後、出会ったロシア人の友人も私を助けてくれた。
国籍や国の政治如何で個々人が差別されることは容認できない。
ウクライナに平和が取り戻されますように。世界のどこの空にも戦闘機は必要ありません。

もう誰も怪我もして欲しくないし、普通に生きて欲しい。

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