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2022年の旅(出張含む)のことをちょっと

2022年を振り返った。
旅という意味では国内にもまあまあ行った。

2月:大阪・淡路島(兵庫)・徳島
5月:大阪・兵庫・京都
6月:東京
7月:横須賀(神奈川)パレスチナ (イスラエル)
8月:パレスチナ
9月:レバノン ・スイス
10月:スイス・ベルリン(ドイツ)・横須賀(神奈川)
11月:京都

国内は最近関西方面によく行っているのは作品作ったり発表させてくれる場所があったりする。
よく行けば顔見知りも増え、会いたい人も増える。
福岡の大好きな先輩が都内から横須賀に引っ越したので東京に行くときには横須賀もセットで行くことにしている。

やっとパレスチナに行けた。
noteも更新しようとしていたけど、楽しすぎて嬉しすぎて全くPCに向かう時間もなく、気持ちにもならず、自分の心の中を大切にしていた。
まさにスナフキン

無計画な旅は移動が多い。無駄な動きが多い。無駄な動きの中での出会いも楽しい。
バス停で隣のパレスチナ人カップルの声が聞こえて話に加わって後日会うことになったり。
あれはベツレヘムからバッティールに行って茄子祭りの帰り道だった。
まさかジェニンの人に会うなんて!
ベツレヘムからジェニンに帰るとき、ラマッラに向かうバスの中でお喋りしていた隣のご夫婦とちょっとお喋りに加わったらウェルカムパレスチナ!ってバス代出してくれたんだった。

ジェニンではこんなこと言われた。

ドント ビー シャーイ、ビー カフエ まだにダジャレ。愛のあるダジャレ。
シャーイはアラビア語でお茶、カフエ はコーヒー。アラビア語のシャーイと英語のシャイを掛けてる。
恥ずかしがらずにね!ってこと。ホテルなんて予約せずにただ来ればいいんだから!恥ずかしがらずに言ってね!ってこと。

アラブの建前社会とジェニンキャンプの助け合いの社会。その中でもスパイの問題とか近所の噂話とか狭いだけに政治があれだしで色々あるけど、タフな場所だけど優しい場所でもある。

レバノンでは早速空港で別室に連れられイスラエルを経由した形跡を消す作業をさせられる。
ベイルートの格差というか中流がごっそりいなくなってというか、お金持ちと貧困しかいないみたいな状況になって愕然としたし、内戦のあとはまだあってシャティーラキャンプの暗さに驚き、どうして何十年もここに閉じ込められないといけないんだろうと悲しくもなった。

スイスはチューリッヒとアスコーナ。チューリッヒ で古い教会って紹介されても数百年とかでさっきまでパレスチナ やらレバノンにいた私には最近のことみたいな気持ちになって一人ほくそ笑んだりしていた。
アスコーナは憧れのエラノス会議の場所。マジョレー湖の辺りのエラノス財団に数日滞在した。
井筒俊彦先生が訪れていた当時の話を聞いたり、同じ光景を見たり、考えることの楽しみを再認識した。

スイスから日本に帰る前にパレスチナの友達がベルリンに出張で行くというのでジョインした。
チューリッヒから夜行バスで10時間!ヨーロッパにいるならおいでよ!ってベルリンのオーガナイザーが誘ってくれたけどまあまあの距離と時間。
それでもジェニンで共に時間を過ごした人とヨーロッパでしかもベルリンで再会するって嬉しかった。

成田に着いて、横須賀に向かう。友達は沖縄旅行中なのに勝手に家を使ってていいよ!と家を開けてくれていた。

京都で写真展をして前夜祭から後夜祭まで京都の仲間たちが盛り上げてくれて楽しかった。楽しい時間を作ることが平和を作ることやろって言ってた。ここにおる人たちが楽しいってなったら戦う気なんて失せるやろうって。だからみんなが踊ったり楽しんだりする空間、時間を作るのが平和活動やって。

Enjoy your life!!


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