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話すって大事

人生で第二次J–POPブームがきています。こんにちは、Threebread店主です。
今回は、同業者の方とお話をして感じたことです。専門的なことではないので、気軽にお読みください。

どうしたら良いのか

このところ、ちょっとした方向の見失いが発生してました。週3日営業にしたことによって、お店やパンのことを考える時間が減ってしまったのですよね。

まずは手を動かしたらいい、とはいつも夫から言われるのですが、私は石橋を叩いて渡るどころか、石橋の素材まで突き止めたいタイプなので、少々自分を見失っていました。

先週末お休みをもらったことで、数人の同業の方からお話を伺いました。

大好きなバインミー

一人じゃない

お話を聞く中で、現状の悩みは大なり小なりみんな抱えていることがわかりました。ピアカウンセリングとまではいいませんが、安心したのは確かです。

道筋を引くこと、自分で引いた道でもやっぱり行方を気にしながら進んでいること。それは当たり前のことですが、そんなこともちょっと前の私は分からなくなっていたと思います。

自分が何をやりたいかを大切にしなければ、伝えたいことも伝わらない。それを思い出せたのは大きな収穫でした。
パンは大事に作っているのですが、その先を感じられないとパン作り自体が徒労に終わります。
パン作りは重労働ですからね、疲労感が半端無いです。

焼かれるの待ちのパン

これからのこと

正直、今の所明確な答えがないです。週3日の営業だと頭の休み時間がないのは確かで、これをどうするのかとか、製造能力の限界はどうやって突破すればいいか、とか一つ一つの課題がわりとヘビーで、閃いて解決するものでもないと感じています。

でも追いかけるように毎週営業日はやってくるし、やりたいことは募ってくる。経営者として、作り手として、どこに折り合いをつけていくのか悩みながら進んでいかないといけないです。

Threebread4年目にして、ちょっと厚めな壁にぶつかってしまった感じです。
でもその壁を作ったのも自分なので、石橋ではないですが、素材や成分を確かめながら解体していきたいと思います。

当店の売り場。
4段のラック。小さいでしょ?

木曜日の営業は少し軽めにしても良いのかもしれませんね。とにかく生地の仕込みが大変なので、分散させたり減らしたりするのが、真っ先にできる解決策かもしれません。

お店をオープンさせた時に、とある外国のお客様に、passionが大事だよ!と声をかけていただいのを思い出します。
忙しい中でパッションが減っていたのを、同業の皆さんの言葉で補充できました。

自分のできる範囲を見極めるのはとても大事で、週3日販売を3カ月してきた中で、どこか、沢山作って沢山買ってもらわなきゃというプレッシャーもあったんだと思います。
相変わらず買えないパン屋を継続することになりますが、そこをいい意味で気にせず、自分のやりたいパン作りを極めていこうと思います。
とはいえ、今週も皆様をお待ちしていますね。

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