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”楽に稼ぐ”から離れている?

みなさんチームワークしてますか?
No.3代行を事業としてやっているthree.Tのウエツです。
今回は、ある集まりで結構衝撃的なワードが出てきたのでそれについて。
それが題名にもある「”楽に稼ぐ”から離れている」です。

フッカルなGOING MY WAY

「パラレルワークって何ですか??」

 先日、ある集まりに誘われ参加した先で聞かれた質問。
誘われれば行く。
フッカルの真骨頂です笑

というより、ただ単に興味があったから。
なんでも大学生と社会人が集まり、気付きの発表、学びや会議などを行っていく場があるという。
以前、地方創生のプロジェクトをされている先輩に招かれた会で知り合った大学生からのお誘い。
㈱リトルコンシェルのお客さまの大半は学生さんであるので、どのような事を考え、どう取り組んでいるかを知りたいという想いもあった

 訪ねてみるととても居心地の良い空間。
京都の古民家を自分たちで修復して、子どもたちの学びの場としている。

ボクが訪れた時間は19時頃だったが、小学生や中学生と思われる子どもたちが大学生に勉強を習っていた。
とても楽しそうに。

そしてその会は、その古民家の一角で始まった。
ファシリテーターが進行をし、さらに発表もしていく。
メインは大学生やこの前まで高校生だった方々が参加。
あるテーマに沿って話し合ったり意見を出し合ったりして進めていくのだけれど、本当に凄い。
皆の話しているレベルが学生ではない。

どう考えているか
なぜそう思うのか
どこでそう思うに至ったのか

を色々な方へ聞いていく。
そしてそれに対して自分の経験や考えを当てはめたり、またはそんな考え方もあるんだと理解しようとする
自然と相槌は
「なるほど」
「へーおもしろい」
「たしかにそれある」

など前向きなものになっている。
めちゃくちゃ良い空間。

 ボクの学生時代は、あるテーマについて考えたことくらいはあったかもしれないが、それを深堀りしたことはなかったし、ある事象についてそんなに疑問に思うこともなかった。
日常は当たり前のように過ぎていき、疑問を投げかけることすらしていなかったに違いない。
でもどうだろう。
ボクの目の前にいる、昔のボクと同じくらいの年齢の方々は、しっかりと考え、想い、それを伝えている
当時のボクにそんなことができただろうか。
なんと探究心があって頭の回転が早いのだろう。
最近の若い人は・・・
なんてよく聞く言葉はここでは何の意味も持たない。

 ここでは、初参加の人は「二つ名」を考え、それを以て参加する。
一言で自分を表現しなければならないが端的で分かりやすい。
フッカルなGOING MY WAY
をボクは二つ名として参加した。
何の説明もしていないのに
「ウエツさんそのまんまですね笑」
と言われたことには驚いたが、説明する機会ももらえたので、
パラレルワークをしていて必要とあらば様々なところに速攻で出向く
という話をした。
すると、一人の方から冒頭の質問をされた。

そもそもパラレルワークって

 どうやら「パラレルワーク」自体を説明する必要があったようなので簡単にお伝えした。
・メインがあってのサイドビジネス(副業)ではない
・どれがメインですか?ということではなくどれもメイン
様々な仕事を併行して同時進行する複業のこと
そしてそれを聞いたその子に
「そんなに沢山仕事をしてよくぶっ倒れないですね・・・」
と言われた。

 なるほど。
そう捉えたことはなかった。
どうやら
併行的に仕事をする=膨大な仕事量
と捉えられたようだ。
そこで、
・時間の切り売りではなくスキルやサービス責任感の提供をしていること
・様々な知識やスキルはリンクしていること

を伝えたがそれでも頭の上には”?”がいっぱいのようだった。

予想外な結果

 その後会は続き、最後のテーマとなった。
その日はボクを誘ってくれた方が「学び」をする時間だったが、何を思われたのか
「企画を変更してウエツさんのことをもう少し聞かせてもらえませんか」
と言う流れになった。
そして皆さんが賛同されたため、ボクにフォーカスするという企画に。

この場のスキームに乗っ取り、
ボクの仕事について

なぜパラレルワークになったのか

パラレルワークという考えに至った経緯
などを聞かれた。
自分でも驚いたのは、色々な方に話をしてきているため話がスマートになっていたのと、このnoteのおかげでそこそこ考えもまとまっていたということ。
とは言うものの実際まだまだですが…

それを聞いた上で、主事の方が
「みんなはこういう働き方についてどう思う??
大学生は社会に出てどういう人になりたいかを考えたときに、こういう働き方をしたいと思う??
と投げかけた。
続けて
「学生時代に漠然と思っていた『楽に稼ぐ』からは離れていっているような働き方だけどどうなんだろう??
と。

そうか。
ボクは今の自分の働き方に何も疑問を持たなかったし、とても恵まれた環境や関係の中で仕事をさせてもらっていると思っていた。
実際に楽しくやっているし。
でも、確かにボクも学生時代にそんなことを考えていたような気がする。
ステレオタイプ化されたサラリーマン像のように、
スーツを着て、満員電車に乗って、遅くまで仕事して、休みの日も出勤して、たくさん仕事をして、働いた時間分お金をもらって・・・
そんなことしないでお金を稼ぎたい。
楽にお金がもらえたらいいのに。
そういう観点からはボクの働き方が
”楽に稼ぐ”から離れている
と思われても仕方ないか。

いくら時間の切り売りではなく、スキルやサービスを提供していると言っても、仕事は多岐に渡るし初めてのことも多いため、やはり労力と時間はかかる。
それを考えるとこういった働き方もなかなか難しいのかな、と思った。

ところが、その場にいる方々(オンラインも含め)が皆、
そんなやり方あるんですね!
楽しそう!
すごく良いと思います!
やってみたい!
そんな働き方憧れます!

と肯定的な意見だった。
もちろんこの意見が少数派かもしれない。
でも1人でもそう思って賛同してくれるならボクが活動、発信している意味はある。
まさかそれがボクの半分ほどしか生きていない若い人たちから賛同が得られるとは思っていなかった

 きっと若い人たちは「働きたくない」のではない
何をどうしたら良いのかが分からないだけなんだ。
「働く」とは何が目的で、そのためには何が必要で、そこへ向かうために何をすればいいのか。
そんな葛藤をしている若者がいるとするならば、それを経験してきた彼らよりも少し大人な人たちが様々な経験を語ることで、そのモヤモヤを少しだけ晴らせるように協力してあげる
そしてそのパターンがいくつもあることを伝えてあげる
それくらいでいいのではないか。
年齢が上だからと、上から押さえつけるような言い方は必要ない。
だって若い人もめちゃくちゃ考えているのだから。

今回参加させてもらったことで、ボクも少しだけ霧が晴れた気がした。
ボクのやっていることも1つの方法だと思えた。
パラレルワークをもっと知ってもらおう。
three.Tをプラットフォームとして整えよう。


GOING MY WAY.

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