効率的なデッドリフトについて
こんばんは。
今日はデッドリフトについて思いをはせているとムラムラしてきました。
デッドリフトはいたって単純です。重いものを地面から持ち上げて立つだけです。しかしその中でも、高重量を上げるには数々のエッセンスがあります。
今回は今日の思い付きをここにまとめようと思います。
体の剛体化について
デッドリフトにおいて、体はジャッキと変わりません。これはスクワットと一緒です。
人間の体は基本両側に関節はついていないので、ジャッキといっても図のようなジャッキを想像してほしいです。
ここで想像していただきたいことは、仮にこのジャッキがゴムでできていたらどうかということです。特に地面と接している方ではなく、ものと接する方の腕です。ここがゴムでできていると、重いものを乗せたときしなってしまうのは容易に想像できると思います。さらに一定の重いものを乗せたとき、当然人体においては骨がありますので、脛、大腿部に関してはしなることはありません。しかし体幹部は複数の関節を持ち、可動性を有しているため、しなる余地を有しています。しなってしまうと、ジャッキは持ち上げようと動きますが、実際にものは全く持ち上がっていないという矛盾を出してしまいます。
これは、デッドリフトでバーベルを持ち上げるためにはなるべく体幹部をしならせないようにしなければならないという考えにつながります。体幹部をしならせないためにできることとは、体幹を固めること。もしくはなるべく乗せるものを軸に近づけることが挙げられます。体幹を固めるためには、腹腔内圧を高めたり、脊柱起立筋や広背筋などの体幹伸展筋を強くすることなどが挙げられます。乗せるものを軸に近づけるための方法は、また後ほど説明します。
股関節伸展モーメントについて:股関節辺
デッドリフトにおいて重要なのは、コンベンショナル、スモー問わずいかに股関節を伸展させるかです。基本的な物理学から考えると、股関節伸展させるには、一定の股関節伸展筋力と、バーベルと股関節の軸との距離を近づけることで可能となります。
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