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子供新聞の購読。

普段から感じてた長男の語彙力と読解力のなさをどうにかしたいという一心で、子供新聞を購読することにした。

まず、子供新聞とは、毎日新聞、朝日新聞、読売新聞が出している子供向けの新聞である。
小学生のお子さんがいる家庭であれば、学校を通じてお試し版を子供がもらってきたという経験があるように思う。

いきなり購読をしても毎日読むことができるか不安という場合は、まずはお試し購読をしてみるのが良いと思う。
それぞれの新聞で内容や記事の量も違うので、購読は相性の良い新聞がみつかってからで良いと思う。
我が家も朝日新聞と読売新聞のお試し読みをした。

子供新聞は子供向けの内容になっているため、ゴシップ記事などがなく、漢字にも全て振り仮名がついている。
平仮名さえ読めれば小学校一年生でも読める。
内容を理解する力がついてくるのは3,4年生あたりからだと思う。

我が家の購読の目的は、①語彙を増やすため、②活字慣れするため、③読解力をつけるため、である。

①語彙を増やすため
長男の会話を聞いていると、まず、幼いと感じる。
使っている言葉が幼いのである。
「あれ」や「それ」、「そんな感じ」といった言葉遣いが多く、自分が言いたいことをうまく説明できずにイライラすることも多々あるのだ。
これは親がそのような発言ばかりしているからということも考えられる。
反省しなければならない…
読んでいてわからない言葉が出てきたら、都度国語辞典で調べる、を習慣化させるようにしている。

②活字慣れするため
読書の習慣をつけてあげられなかった長男。
長文を読むのが苦手である。
算数であれ、国語であれ、問題文が長いとすぐに「難しそう」となるのだ。
夜寝る前に少しでも良いから本を読むこと、と約束しているが、平日夜はやはり眠くなるので、5分、10分でも隣について一緒に新聞記事を読むようにしている。

③読解力をつけるため
そう簡単に読解力がつくとは思っていないが、少しでも色々な内容の文章に触れて欲しいと思う。
今は音読をさせている。
隣で読んでいるのを聞くと、長男の都合の良いように読んだり、一部をすっ飛ばしたり、「てにをは」を正しく読んでいなかったり、平気でするのだ。
物語文はストーリーを追っていくと読み飛ばしてしまうことが多くあるので、言葉遣いがやや難しい説明文を一言一句間違えずに読めるようにすると良いと聞いた。
新聞記事は音読をするには内容、長さともにちょうど良いと思う。

ちなみに今はほとんどの公立小学校で1年生から6年生まで毎日、音読の宿題が出るのではないだろうか。
以前までは国語の教科書のその時習っている単元を、ひたすら毎日、同じ文章を読ませていたのだが、
ある程度すらすら読めるようになったらそう何回も同じ文章を読む必要はないのだ。
今更ながらそう気づき、最近は学校の宿題も兼ねて、新聞記事の音読をさせている。

子供新聞の音読の時間は、長男とのコミュニケーションという意味でもプラスに働いていると感じる。
下に小さい弟がいるため、長男の横で一緒に何かをするということがほとんどなくなっていたが、
時事ニュースについて説明したり、話し合う時間が10分でもあると、長男もなんとなく、イライラが落ち着いて来るように思う。

ちなみに、我が家は毎日こども新聞を購読することにした。
週刊の読売新聞だと物足りない、朝日新聞だと紙面の大きさが通常の新聞と同じなので少し子供には扱いづらい。

3紙のなかでも毎日新聞は時事ニュースの割合が高いようなので、毎日こども新聞にした。

夏休みキャンペーンをやっている様で、夏休みの課題(今年はあるのかどうかわからないが)として、スクラップブックに取り組むのも良いかもしれないと思う。



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