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void tRrLM(); //ボイド・テラリウム

【ゲーム】

病気の幼女を観察するゲーム

 任天堂Switch及びPS4で発売されている、日本一ソフトウェアがおくる『void tRrLM(); //ボイド・テラリウム』をご紹介。

 〈世界設定&導入〉
 舞台は、文明が滅び、人類が絶滅し、有毒な菌類に汚染された世界。とある廃墟の片隅で目を覚ましたロボットが、1人の衰弱した少女、トリコを見つける。汚染され、体からキノコが生えているトリコのお世話をすることにしたロボットだが、この世界は彼女が生きていける環境ではない。トリコを守るため、ロボットは隔離された「テラリウム」で少女が生きられる環境をつくる。

 
 〈説明〉 
 このゲーム、ジャンルは『ローグライクお世話RPG』です。ローグライクとは、いわゆる不思議のダンジョン形式のゲームだと思ってもらえればよし。
 で、何をするゲームかというと、「ダンジョンに潜って資源を集め、集めた資源でトリコちゃんのお世話をする」だけです。言ってしまえばほんとこれだけ。でもな、面白いんだわ。

1.ダンジョンが楽しい。

 不思議のダンジョンはダンジョンに入る度に構造やら敵の配置やらがランダムに変わるのが特徴ですが、このゲームは自分がレベルアップするときに覚えるスキルにもランダム要素があります。そして、低確率で引けるぶっ壊れスキルで無双しながら進んでくのが楽しいんですほんと。ちなみにこのレベルはダンジョン毎にリセットされます。

2.テラリウムが楽しい

 ローグライクと並ぶこのゲームのメイン要素の1つ、お世話ですね。ダンジョンで集めた資源で作ったものをテラリウム内に設置し、装飾することができます。見た目だけのものも多いですが、中にはトリコちゃんが遊んでくれるおもちゃとかもあったりします。自分だけのテラリウムを作ろう!

3.トリコちゃんが病気になるのが……いい!

 何言ってんだお前って感じですが、このゲームの醍醐味です。こんな環境下ですから、ちょっとでも気を抜くとトリコちゃんは病気になります。症状は様々で、急に泣き出したり、ゾンビになったり、体がドロドロに溶けたり……。病気のトリコちゃんのビジュアルだったり、いやそうはならんやろみたいな治療だったりを楽しめるのもまたこのゲームのいいところ。

4.雰囲気が素晴らしい

 前述の通り、このゲームはポストアポカリプス(文明崩壊後の世界)を描いたものです。もうそれだけで大好き。ポストアポカリプスもの大好きなんですよ。しかも自然系の感じ。そこにいかにもなBGMが流れてるのが本当によい。完全に好みの世界の話なので詳しくは言いませんが、こういうの好きな人絶対いるはず。PVのリンクを貼っておくので是非(https://youtu.be/i4I7Up5UzCA)。

〈最後に〉
 なんかやべーやつみたいな書き方しましたが、ほんとにいいゲームです。でも万人におすすめできるゲームではない。興味持てたら触ってみてください。それと、「幼女に厳しい日本一」の名で知られる開発会社の日本一ソフトウェアですが、今後も紹介することがあると思います。日本一のゲーム大好き。

 おしまい

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