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【BTS】君は推しにラブレターを書けるか【適材適所】


もし合致する文章があってもただの偶然です。

バンタンが開く新たな扉

note4か月目にして得た気づき

巨大なファンダムを擁するBTS。そこに新規ARMYの1人として参加した私は、とりあえず語りたくてnoteを始めました。
推しができたのでファンブログを作る、というのは王道ですよね!

先日マガジン整理をしていたのですが、自分の記事を分類していて、ふとあることに気づきました。
私の記事って、推しに語り掛けませんね……。
いやnoteは人それぞれでいいと思うんですけど、note始める前に何となく想像してたファンブログとは、ちょっと違う?

属性で分類する習性が発動

この違和感は何だろうと思って考えてみたら、「記録」「分析」「解説」「感想」系記事はあるが「ラブレター」系に属する記事がないからではないか、という結論に至りました。
推しへのラブレターはファンの本業だというのに、何ということでしょう。

で、書いてみたのがこのつぶやき。

「テテ、私ね……」って書いてる自分を想像したら、変な声が出ました。
いや、ラブレター属性を突き詰めるなら、ここは「テヒョンさん、わたしね……」ではなかろうか。('Д')ウォウ

私の気持ちを表す画像を貼らせてください。

黒歴史を視認した瞬間飛び上がって逃げ出す、テテの反射神経ナイス

ペン活の幅を広げるためにも、一回くらいチャレンジしてみようかと思いましたが、何つーか五臓六腑に染み渡る気恥ずかしさで震えが止まりません。まさにこれっすわ。

ホビの「君に惚れた、僕の負けなんだよ」に座っていられなくなり荒ぶるバンタン

予想外に自分の中の抵抗が強い。
レベルとしては床ドンして天を仰いだナムさんくらいのやつです。

本題と全く関係ないですが、この時崩れ落ちるSUGAの横で「フフ……」とほほ笑むジン君の落ち着きが印象的ですね。
次のカットでは心臓押さえてましたからダメージは通ってると思われますが、なかなかの自制ぶり。クールキャラとしての役割を全うしたのか、演技者としての理解を示したのか、気になるところです!

ラブレター歴を振り返る

私は昔から文章を書くのが好きだったので、「ラブレター属性」の1つや2つあって当然な気がするのですが、書いた記憶がありません。
これは「日記属性」がないのに近いかも。公開できない文章を書くのはつまらない、と思うタイプです。

ただ、ファンレターはわりと書いてきた気がします。
中でも盛んだったのが、「お手紙文化」の根強い宝塚でFCに入っていた時。
マチネ(昼の部)見て感想書いて、ソワレ(夜の部)見て感想書いて、帰りの出待ちでまとめて渡す、みたいな感じで量産してました。
おかげで、脳の片隅でメモを取り続けるスキルが磨かれた気がします。

ジェンヌさんへお手紙を書く時、お勧めはすぐ見られる絵葉書。大量に書くため、絵部分が大きいものもあると空白を埋めやすい。手を煩わせたり傷つけたりしないよう、ビニールケースは外して渡すのが基本。
郵送する時は、大劇場内ポストから出すとスタンプが宝塚版になるので、劇場に行きましたよということが伝わる。

宝塚TMI出現頻度が高いBTSブログとは

あ、宝塚は女性だからラブレターに入らなくて当然か。すみません、大前提を忘れていました。普段「彼」とか呼んでるもので、つい。

どこまでをファン活動と言うかは微妙ですが、男性を推したのは声優さんと歌舞伎役者さんくらいですね。
ただこの頃も、「推しさん、好きです……!」的な文章は出なかった気がします。「何がどう好きなのかと言いますと、例えばここ」って指さし確認と解説をやってた。かも。
いや、具体的に挙げた方がわかりやすいかなと思って……。

推しとの距離感

ここまで書いていて思いましたが、自分の性格もあって、推しに対して求める距離感が「ラブレター属性」と根本的に合ってませんね。
「〇〇、愛してる!」的な密着型の情緒がない。
そもそも求めているのが「推しが通り過ぎる廊下の壁になりたい、くらいの距離」感であるため、ステージが違うと言えましょう。

推しが通り過ぎる廊下の壁になりたい、くらいの距離から見上げていたら、いきなり両手握って顔覗きこまれて「ずっと一緒にいるよね?」「僕のこと忘れてないね?」って確認された、みたいな戸惑いを覚えます。情緒的にすごい距離詰めてくる。
えっすみませんがちょっと一旦離れてもらっていいですか?(狼狽)

「BTS入門編:新規、バンタンに驚かされる」より

本人的には、わりと……
何というか、「好き!」を表に出していると思っている……
のですが……(歯切れが悪い)

「テテの顔をひたすら愛でるシリーズ」あたりの記事はかなりのラブレターぶりだと思うんだけどなとつぶやいていたら、夫に「普通、かわいいの根拠にツイート数のグラフは出さないんじゃない」って返されて戸惑いました。
えっ、だって客観的な数字があった方がよくない……?

うーん。わりと根本的な適性の欠落というか認識の相違を感じますね!
ほとばしる激情の壁打ちテニスがラブレターだとしたら(言い方)、私がやっているのは相手へのプレゼンではないのか。
……ラブレターって奥が深いな……!(うやむやにしたい時の定型文)

仕方がないので、ここはいったん諦めましょう。

AIにバトンタッチしてみた

というわけで、私の記事の中でもラブパラメータが高そうな記事をAI(Perplexity)に読ませ、「これをラブレターに書き直せ」と命じてみました。

いつも思うけど「というわけで」の後、唐突にAIとかデータ化をぶっこむ癖をどうにかしたほうがいいのではないか。私よ。そういうとこやぞ。

AIが書き上げたラブレターは、まだちょっと情感が足りない感じだったので、私が赤ペン先生と化して手直し。
やっぱ「テヒョンさん」と「……」と多めの改行は必要だよね。

危険水域に足を踏み入れた気がするのでもう一回お断りしますが、これはあくまで例であり、もし合致する文章があってもただの偶然です。

世界で一番大好きなテヒョンさんへ……

あなたのキレイな顔を見るたび、私の心は蜜のように溶けてます。

どんな時も、どんな角度からも、テヒョンさんの美しさは輝き続けます。
寝ぐせ姿もご飯を頬張る姿も、愛おしくて仕方がありません。私のかわいいクマさん。
どんな服でも最高なテヒョンさん。似合わないものなんかありません……!

あなたを思うと涙が出ます……。幸せなのに、変ですね。フフ
言葉の壁を越えて、テヒョンさんの美しさは世界中の人々の心を虜にするんですよね。
まるで、魔法みたいに……。It's TETE's Magic.

でも、私が一番好きなのは、あなたが眉間にしわを寄せる瞬間……。
整った顔立ちが少し歪むその表情に……もう、心は奪われっぱなしです。

『I'll be missing you』を歌うテヒョンさんの姿は一生の宝物。
集中して歌う切ない表情に、何度も胸が高鳴りました。天使の歌声です!
あなたからもらったこの幸せな瞬間、絶対に、絶対に忘れられない……。

長い指。美しい爪。そして時折見せる舌先……。
どれもこれも、テヒョンさんを彩る宝石みたいです。最高のジュエリー。

あなたは単なるアイドルなんかじゃない。芸術そのものです……!
テヒョンさんの輝きが、この世界をより美しくしてくれます。あなたがいつもまばゆい光を分け与えてくれるから、私、生きていける……!

テヒョンさんだけをいつまでも、いつまでも愛しています。
永遠にあなたのファンより。ARMY

「原作:私、潤色:AI(Perplexity)、監修:私」によるラブレター

うーん。45点くらいかな。
もっと句読点とか文章の整合性とか気にせず、あふれる思いを一気に書き上げるような勢いの伝わる体言止めとか、程よい破綻感とか、いきなり「私達」って言い出して自分と推しを同じ位置関係に持ってくるような自然な密着感が欲しいところ。あと長い。もっとがんばりましょう。

ちなみに、最後の「永遠にあなたのファンより」は紫のバラの人(『ガラスの仮面』)へのオマージュです。これは一生やります。

採点しながら冷静に考えたら、私もAIも情感型文章が不得意でしたね。
同属性同士を足したところで、何がどうなるというのか。しっぺー!

「失敗=실패(しっぺー)」大会だった、『Butter』のカムバVライブ。毎回貼りたい。

七転び八起き

っていう記事を書いてみたんだけど、って夫に言ったら、
「またBTSをダシに使って変な記事書いたの?」
って返されました。変でもないしBTSがメインだわ! 多分。

「まあ、面白いとは思うよ。BTSファンのメインストリームからは大分外れてると思うけど。何でいつも裾野を広げる方向へ走ってるの?」
冷静なご意見をありがとう。って、いつの間に私の記事を読んだんだよ。

推しへのラブレターはファンの本業。
いつかまたスキルを上げてリベンジしてみたいと思います。

うちの推しのかわいさを世界にプレゼンしたい

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