毎日が失楽園

はじめまして。ただの大学生です。

本日は演習授業で発表をしまして。
小説を読む授業です。

全然上手く話せなかったし、なんなら、クラス皆に無知が露呈した恐ろしい日でした……。

疑問を持つべき、調べるべきところをすっ飛ばし、とても子供っぽい共感を述べたら、先生にご指摘を頂くという……。

いたたまれない〜。

知らないことをわかってないから、調べようという気にもならなかったのです。

この経験こそが大事、とか、今のうちにわかって良かったね、とか、もう1人の自分が慰めてくるのですが……。

私、もう法的に成人してるのですが……。
大学も2年目だし……。

いつまで「無知の知」をしてるんでしょうか。「今のうち」ってもう遅くない？
何歳までこんなことしてるの？
冷静な自分がゾッとするツッコミをしてきます。

世の中に知らないことが多すぎるし、知らないということすらわかってない領域が広すぎます。

わかってないと知るとこんなに恥ずかしい……。

知恵の実のお話を思い出しました。

知恵の実を食べたら、楽園で楽しく暮らすことはできない。アダムとイブの追放のお話。

都合よく自分の話に取り込んでます。

私にとって、楽園とは「世の中のことがわかってきたぞ」という、楽しくて、自尊心高めの状態。

しかし今日みたいに、新しい知恵を、恥かいて獲得してばかりなんです。ずっとです。

もう「勉強」を12年以上してきたのに。

私は毎日寝る前に楽園に入って、次の日に失楽園することを繰り返してる気がします。

知ったかぶりができるほど器用じゃないし。

今まで「高校生だから」「子供だから」と言われて慰められてきましたが、大人にはみんな優しくないですよね。

容赦なく、ウマでシカなる奴だと思われ、上品な言葉でいかにも気にしなくていいかのように窘められるのでしょう。

困った……。
仕方ないと諦めるしかないのか……。

それが私の生き方なんですかね。

とにかく今日は恥ずかしかったです。