ノンデザイナーズ・デザインブック実践 ちかとく

ノンデザイナーズ・デザインブックを参考に、身近な広告を観察してみることにした。今回は良いと思った広告をピックアップして考察する。

総評

どの原則も効果的に使われており、いい広告デザインだと言える。目につきやすく、必要な情報も探しやすい。英語と日本語の内容を併記しているという難易度にもかかわらず、どちらの言語の人でも読めるような工夫がなされている。
ちかとくがなんだか結局よくわからないが、それはデザインではなく内容の問題だと思われる。

特筆すべき要素


反復:
・真ん中の絵を効果的に使っている。詳細な説明が真ん中と同じ絵の場所に書かれており、自然とそこに目がいくようになっている。
・下段は同じ内容の英語版と日本語版がそれぞれ同じデザインの配置をされており、どちらかしか読めない人にもそれらが同じ内容であることが伝わるようになっている。

コントラスト: 
・青背景に対して補色である黄色文字を使い、白黒の文字より大きく目立たせている。
・上段の文字の助詞など重要でない部分は小さくしており、重要な単語を目立たせている。

改善の余地のある点

・中央の左右のフキダシは情報を無駄に多くしてしまっているように見える。なくして下に情報を追加するのでもよかったのでは。
・中央左側の文字は英語と日本語で対応しているが、右側は対応していない。どちらかに合わせるか、対応していない方のみ書き方を変えるべきだったのでは。



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