就活でわくわくしてとても充実感があった話
就活と聞くと大変で辛いイメージが思い浮かびがちだが、実は楽しい面もある。頑張らなくてはいけないことがたくさんあるのは事実だが、楽しいこと、面白いこともあるのだ。そういうことがあると、モチベーションが上がって頑張れるのではないだろうか。私が就活において、そう感じたエピソードを紹介しようと思う。
こんなところが面白い
私が就活のどんなところに面白さや楽しさを感じたか。それはいろんな企業を知ることと、いろんな場所を訪れることだ。(今はオンライン面接が主流かもしれないが、私の時はまだ全て対面での実施であった。)
いろんな企業を知ること
就活生であれば基本的に様々な業種の企業の説明会に参加することができる。世の中には本当にいろんな仕事内容があり、働き方や生活、働く環境も多種多様であることを知った。私の場合は初期の時点では、まだやりたいことが分からなかったため、多くの説明会に参加したが、この会社に入ったらこんな仕事をして、こんな働き方をして、こんな生活をするなど、いろんなバリエーションを想像するのが楽しかった。
福利厚生についてや、従業員だけの特別な利点などを聞くのはとてもテンションが上がるものだ。
いろんな場所を訪れること
(今はオンライン面接が主流かもしれないが、私の時はまだ全て対面での実施であった。)就活生だからこそ入れる、普段は入れない様な場所に入ることができ、そこでの様子を見ることができた。私は関西在住だったので、大阪や神戸、京都での実施もあったが、大手企業を受けていたため、東京にも何度も行った。夜行バス、新幹線、飛行機でたくさん移動することに対して、遠足気分を味わうことができたのだ。
オフィスビルを訪ねることになるのだが、ビルの上層階に入ったり、オフィスに巨大な空間があったり、クリエイティブな環境があったり、ロボットがいたり、改札のような入室ゲートや自社製品が展示された部屋、曇りガラスの会議室、空港の整備場など、初めて見る面白い場所がたくさんあった。オフィスの環境からは、その企業のこだわりや雰囲気が感じられた。
就活生というステータス
就活は気持ちの持ちようで楽しむことも可能だと思う。私は、スーツに就活バッグの就活生としてのステータスを結構楽しんでいた。人生に一度のイベントである。自分でスケジュールを詰めるのだが、忙しいことに喜びを感じ、スケジュールをこなす自分に酔うような芸能人気分を味わっていた。
就活はチャンス!承認欲求も満たされる
また、就活はチャンスであるとも考えられる。
すごい会社に入ることができたら、「そこに受かったすごい人」としてのステータスを得ることができ、周りからもそう見られるからである。
私は大学時代に勉強やバイト、サークル、留学など様々なことに取り組んできた。面接を通して、これまで頑張ってきたことを、すごい会社のすごい人たちに認めてほしいという承認欲求を満たすための場でもあったのだ。自分はどこまでいけるのか、どれくらいできるのか、自分を試したい気持ちが大きかったと思う。それは、大人の階段を登るような、新しい扉を開けるような感覚であった。そして、次の選考に呼ばれた時は、自分が必要とされているように感じて、とても嬉しかった。
まとめ
私のように好奇心旺盛なタイプにとって、就活は新しいことを知り、見たこともないものを見る機会がたくさんあり、未来の自分像をいろいろと想像することができ、刺激的で楽しいものでもある。楽しんで取り組めればモチベーションも上がるのではないだろか。
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