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孤立した街

水に浮かべた緑をみつめる
遠い空で泳ぐ雲を羨ましいと思う
テレビの音を鬱陶しいと感じた
真っ暗な部屋でひとり泣いてみた
6畳の憂鬱

手を伸ばしても届かない理想
苦しいばっかの毎日で迷い込んだ道
溢れんばかりの様々な感情たち
掬いとって大切にするきらきらの思い出
帰り道の星

窓から見える一面の灰色
私の中から消化された大切な記憶
心の真ん中から片隅へと流れる
軽やかな音楽と変わりゆく道端の色
遅くなった日没

一生来ない月曜日を過ごす
小説家になりたかった
毎日の憂鬱にぴったりな本と
泣き言みたいな詩を書くよ
夜に隠す小さな夢

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