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奏一夏
2020年11月17日 06:10
水に浮かべた緑をみつめる遠い空で泳ぐ雲を羨ましいと思うテレビの音を鬱陶しいと感じた真っ暗な部屋でひとり泣いてみた6畳の憂鬱手を伸ばしても届かない理想苦しいばっかの毎日で迷い込んだ道溢れんばかりの様々な感情たち掬いとって大切にするきらきらの思い出帰り道の星窓から見える一面の灰色私の中から消化された大切な記憶心の真ん中から片隅へと流れる軽やかな音楽と変わりゆく道端の色遅