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禁酒・節酒をやってみた

最近、禁酒・節酒を始めました。
調べたり試したり考えたりしたことをつらつら書いていきます。
同じように禁酒・節酒モチベ向上につながれば幸いです。

主に次の3点を整理します。
1.始めた理由
2.体感的な効果
3.我慢する方法

1.始めた理由

 ここ数年、ブレインフォグというかどうも頭がすっきりしない。また、記憶力が本当に悪くなった。齢39で、若くはないものの絶対に普通じゃないと思ってます。そのうち忘れ物外来にでも行こうかと考えてますが出来ることからやろうと思いました。 

 また、酒はずっと好きで飲むのが当たり前で飲むために生きてるとすら思っていました。基本ずっとビールで、若干弱くはなったものの、今でもビールなら延々飲み続けられる自信があります。しかしながら回復力が著しく弱ってしまった。500mlを3缶も飲めば翌日のパフォーマンスはダダ下がりで1本でも違和感が残る状況。そして頭が悪くなった分、酔っぱらった時や二日酔い時のパフォーマンスの落ち具合もひどい。

 ということで、これ以上頭を悪くしないため&生活の質を上げるために酒をやめようと思った。ただ100%やめることもないと思っていて、本当に飲みたい時や付き合いで飲んだ方がいい時は少しだけ飲むことにしています。

2.体感的な効果

 日常的な飲酒をほぼ止めてから2週間ぐらい経ちましたが、全然違う。

 まず寝起き。酒は寝つきは良くても質が悪くなるといいますが、きっと本当なのだと思います。朝、アラームが鳴る前に起きられます。熟睡感もかなりある。

 次に精神状態。最近結構、何かと憂鬱だったり、フラッシュバックで凹むことが多かったのですが、相当改善しました。酒も飲んでるときは強くなれるのですが、醒めるとそれ以上に落ちてしまう。よく言われることですが体感的にもそうでした。

 そして朝勃ち復活。もうしないのか思ってましたが復活しました。よく寝れたことやアルコールがなくなったことでテストステロンの分泌改善されたのでしょうか。

 またブレインフォグも改善したような気がします。これはもともと曖昧な感覚なのではっきりとは言えませんが。

 ちょっとググればメリデメいろいろ出てくると思いますが、私の体感はこんな感じです。

3.我慢する方法

 ずっと習慣化していたものなので、簡単にはやめられません。3日我慢するとなれるのとメリットの大きさに気づきいて飲みたいと思わなくなりますが、最初は我慢が必要。そのためには大体品が必要です。

 お勧めは 酢+炭酸 です。

 私はこれでほとんど酒飲みたいと思わなくなりました。その代わり、若干のお酢中毒です(笑)。クエン酸でもいいです、酢酸もクエン酸も似たようなものなので。

 また、気にならない人であればカフェインもお勧めします。夜飲んだら寝れなくなりますが、休日昼から飲んじゃう人の代替としてお勧めします。

(1)お酢を進める根拠 -- 呑兵衛は実は酢を欲していた?

 私は医学も栄養学も学んでませんのでネットで見たことをベースに適当なことを書きます。悪しからず。

 アルコールは体内で分解されると最後は酢酸になって消費されるらしいです。酒をたくさん飲む人は体内でたくさんの酢酸が生成されます。

 一方で、アルコールを摂取すると肝臓はその分解に忙しく、糖新生をやってる余裕がなくなります。糖新生とは脂肪とタンパク質から糖を生成することで、本来は体内の糖量が少なくなると肝臓で発動します。酒飲んでる時は主食とらなかったりするので、糖が不足するらしいです。

 で、呑兵衛の体は、糖が不足して酢酸が余ってる状態に適合し、酢酸を脳のエネルギーにすることができるようになるらしい。なのでアル中はお酢が好きな人が多いらしいです。

 お酒を飲みたいという欲求の何割かは、お酢に対する欲求なのでは?と想像します。なので、お酢で満足できるのではないか説が私の中で有力です。

以下、さらに蛇足ですが、ケトジェニックダイエットとの関連について。
 ダイエットしている人なら聞いたことがあるかと思いますが、ケトジェニックダイエットの仕組みを連想します。ケトジェニックダイエットは、糖が不足してケトン体が余ってるとケトン体を脳のエネルギーにできるようになります。ケトン体は脂肪から作られるので、糖質制限すると脂肪がガンガン燃えてケトン体で生活するようになる。これがケトジェニックダイエットの仕組みです。
 体内で蓄積している脂肪は長鎖脂肪酸というもので構成されているのですが、ココナッツオイルなどに含まれる中鎖脂肪酸は分解が早く、ケトン体を素早く生成できるそうです。なのでダイエットの初期段階で中鎖脂肪酸の摂取が勧められます。MCTオイルのMCTは中鎖脂肪酸を英語にしたものです。
 中鎖脂肪酸があるなら短鎖脂肪酸もあるだろうということですが、どうも酢酸って短鎖脂肪酸ってらしいんですよね。なので、呑兵衛が酢酸を求めるのとケトジェニックダイエットは似た構造を持つのではないかと思ってます。

(2)具体的に何を飲むのか?

ランキング形式で行きましょう。

第3位 ノンアルビール500ml+レッドブル185ml
 
これはお酢は入っておらず、カフェイン+炭酸です。シャンディガフのような飲み口になります。ノンアルビールの物足りなさをレッドブルの甘さとカフェインで補ってくれます。レッドブルをノンシュガーにすればカロリーも気なりません。

第2位 キレートレモンクエン酸2700 155ml+ 炭酸1000ml+氷
 
コンビニの栄養ドリンクコーナーにあるレモンドリンクです。これかなり酸っぱいのですが、炭酸1000mlで割ると丁度レモンサワーのような飲み口になります。ビール専門といいつつ、「こだわり酒場のレモンサワー」も結構好きで飲んでたのですが、これを彷彿させる旨さがあります。これも大したカロリーはないです。

第1位 ミツカンりんご黒酢(濃縮版)60ml?(+)+リンゴ酢10ml? +炭酸1000ml+氷 
 
フルーツ酢は最近流行ってますので、改めて言われなくてもという人も多いかもしれませんが、これはいけます。分量は計ってないので適当ですが、メーカーおすすめの飲み方だと濃すぎます。またりんご黒酢は若干甘いのでリンゴ酢を足して調整します。このリンゴ酢は混ぜ物なしの酢です。この辺は好みやカロリーと相談です。 

基本、このリンゴ酢ドリンクを飲み続けてます。

(3)私のルーティン

ということで飲み方としてルーティンを紹介。

 朝、1000mlのリンゴ酢ドリンクを作って飲みます。1000mlのプロテインシェイカーだと、1000mlの炭酸に加えて酢も氷もギリギリはいります。

 で、キレートレモンクエン酸2700の空き瓶にお酢を入れて出勤。勤務先最寄りコンビニで炭酸1000mlと氷を買って、ドリンクを作成。これを1日かけて飲みます。氷は解けちゃいますが、そこまでぬるくなりません。なお、1000mlのプロテインシェイカーは会社に持っていきます。

 夜、1000mlの炭酸を2本購入し、うち1本でドリンクを作って飲みます。

 ということで、計3リットル飲んでます。ただのお酢ドリンクなので堂々と昼から会社で飲めます。一応、誤解を招かぬよう、プロテインシェイカーは不透明のものを選んでます。

 お酢の用意が面倒臭いときとかは、キレートレモンクエン酸2700を買って代替します。ノンアルビール+レッドブルを飲むのは休日ですね。

(4)少しだけ飲むという選択肢

 特に禁酒初期、どうしても飲みたい場合があります。こんな時、選択肢は二つ。

①休日昼に飲む
 これは正直進めない。昼に飲むと夜より酔いが回りやすいので、一日ダメになります。ですが翌日まで時間がありますので翌日の爽快感には影響を与えにくいです。

②ちょっとだけ飲む
 こっちがお勧め。コンビニでは見かけませんが、スーパーでは135mlのミニ缶が売ってます。これだけ飲んで、お酢ドリンクに切り替えます。
酒が真においしいのは最初の一口ですから、その後にお酢を供給して上げれば脳は満足します。

ということで、いまはアル中からお酢中に切り替えて生活しています。いまのところ絶好調です。

以上

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