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世界観にある写真にする為の 「ポージング」 分析&解説 ver.1

撮影師&センスの分析家のThom Yoshidaです。
今回は「ポージング」をテーマに展開したいと思います。
(ver.2 があるかはわかりません。)

前提:自分の好きな世界観で写真が撮りたい
   ポージングもその世界観にあったものにしたい

 ゴール:自分の世界観にあったポージングを理解して撮影時に反映できる

0、前提知識

 何かを行う際は何でもそうですが最初のご自身のゴール設定が重要となります。
 制作での「ゴール設定」とは具体的には得たい結果と完成品の状態です。

0-1.1ゴール設定

 今回は写真を撮影するということなので
  ゴール設定としてはあなたの好きな世界観で表現ができることです

写真を表現として行う場合の最重要要素として
作品コンセプトビジョンがあります。

・コンセプトとは:あなたが表現において「大切にしたいこと」

この大切にしたいことが自己認識できると世界観が構築しやすくなります。

何か行動をする時皆さんは、大切にしたいこと(判断基準)があって行動しているはずです。それは、お昼ご飯、買い物、どの道でいくかなどなど。意識している方は少ないですが、「行動の指針」があるはずです。

▷ビジョンとは何か?
ビジョンとは表現者として描いていきたい理想の世界観(描きたい結果)になります。

ビジョンに向かって写真の表現活動をしていく際に
胸の内にコンセプト(大切にしたいこと:指針)があった上で
日々の撮影を行なっていくことになります。

もっと俯瞰した解説をすると
活動自体のビジョン
(展示は年に5回やりたい、個展をしたい、写真集を出したいなどなど)
があった上で活動のコンセプトがあり
その下に日々の作品群のコンセプト、毎回の撮影のコンセプトのような感じで上流から下流に展開していきます。

作品群の話が出てきましたが、表現におけるコンセプト(軸となる方針:木に例えると幹)がありそれぞれの作品群(例えると枝葉)が展開するイメージになります。

次に1つの作品としての方向性の話をしていきます。

0-1.2ある作品制作の方向性

方向性とは、いくべき方向が決まるという位ことです。
船を出した時に南極に行くか北極に行くかが最低でもわからないと船は迷って難破してしまいます。

では方向性が決まるとはどういう状態でしょうか??

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