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金持ちや美女イケメンは幸せなのか?

金持ちや、美女イケメンは、世間からは羨ましがられる。だが、本当に幸せなのかどうかは、本人にしかわからない。

大学時代、クラスメートに、身長185cmくらいのスポーツマンで、モテる男がいた。ナンパしてすぐに関係を持てるほどモテる男だった。そのため、私は羨ましくて仕方がなかった。だが、経済学の法則では、限界効用逓減というものがある。例えば、異性と何人も、何度も交際していると、最初は幸せかもしれないが、少しずつ得られる幸福は落ちていくのだ。これは、だいたいのことに当てはまる。高級寿司をはじめて食べたら美味しくて感動するが、100回食べたら飽きるだろう。

つまり、モテるとか、お金があるといっても、何度も同じことを味わっているならば、それほど幸せではない可能性もあるのだ。

世の中の成功者、例えば、スティーブ・ジョブズや、ソフトバンク創業者の孫正義なども、ビジネスが成功しても、それでも満足できず、人生の最後までチャレンジなのかもしれないが、それが本当に幸せかは本人しかわからないだろう。「成功しても、満足できない」とは、ある意味、辛いことかもしれないのだ。

他人を羨ましがるよりは、自分がどういった人生を歩みたいのか、よく考えて、日常の小さな幸せに満足することが大切だと思う。もちろん、スティーブ・ジョブズのような天才がいないとイノベーションは無くなるが、それは他人の話だろう。

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