総合商社社員から就活生へのアドバイスBEST3

就職活動生から評判の良かったアドバイスを纏めてみます!届け、そしてがんばれ就活生!

■結論

1位:面接で伝えること:『自分のできること』×『自分のやりたいこと』=『貴社』

2位:合わない会社に行くのは失敗!

3位:試験対策は怠るな!

■経緯

つい先日、就職活動生からのOB訪問を受けました。

今シーズン初のOB訪問なので、『今年もそんな時期だな』と思います。僕は1年に5人くらいのペースでOB訪問を受ける機会があり、その度に同じような話を何度もしてきました。

ありがたいことに何人かからは就職活動終了後に『〇〇に内定しました。(僕)のお話は、大変参考になりました』というメールも頂くことがあり、そういうのは結構うれしいです。

今日は、実験的に就活生から「参考になりました!」と言われる『就職活動の心構えで大切なことBEST3』を纏めてみたいと思い、記事にしました。

■1位:面接で伝えること:『自分のできること』×『自分のやりたいこと』=『貴社』

いきなり長いですが、『自己分析』と『企業/業界分析』は何をやる為にあるのかというと、つまりこの一文に尽きると思っています。世の中にはたくさんの仕事がありますが、「(私が)できるorできない」という軸と、「(私が)やりたいorやりたくない」という軸で分けて、仕事を分類した時に『貴社で働く=(私が)できることを活かして、(私が)やりたいことをやる』ということを説明する場が面接だと思うと、色んな質問で何を説明するのかが見えてくると思います。

就活

更に加えると、単純に「できます!」「やりたいです!」だけでなく、それぞれに「なぜならば~~」と具体的な自分の経験・体験を付け加えていく方が当然説得力を増します。これを整理するのが自己分析や企業/業界分析です。

■2位:合わない会社に行くのは失敗!

就活の成功と失敗について、どのように定義しているでしょうか?

僕は、就職活動の成功は「自分に合っている会社から内定をもらう」ことであり、その会社が本当に合っているかどうかは、働いてみないとわからないと思っています。

就活生の多くが「○○商事の面接の際に気を付けていたことは?」や「○○物産の他商社との違いは何か」という質問を聞いてくれますが・・・正直、これらの質問は、「みんなが羨む大きい会社から内定をもらう」や「5社から内定をもらう」や「総合商社のどこからから内定をもらう」といった基準からくる質問だと思っています。

「自分に合っている会社から内定をもらう」という基準にすると、面接で意識することは、「自分の伝えたいことを伝えられたかどうか」に絞られます。その上で、面接官(会社)にとってあなたが「ウチの会社に合っているな」と思われれば受かるし、「ウチの会社には合ってないな」と思われれば落ちる、、、そういう場なのだと再定義するのはいかがでしょうか。

自己分析を重ねた上で、自分が働きたい場が明確になってくれば、それを100%伝えることに集中すれば、あとは結果は相手が決めればよい(合ってないなら落としてくれ)事だと割り切った方が良いと思いますよ。逆に、受かる為に本来の自分ではない答えをしても、本来の自分ではない自分で働き続けなくてはならないのは、僕は内定したとしても失敗に入ってしまうと思っています。

3位:試験対策は怠るな!

さて、ここまでで、面接に臨む心構えや整理するべきことを纏めてきましたが、これだけは最後に伝えておきたい!それが、『試験対策の重要性』です。かなり多くの就活生がこの筆記試験対策を軽視しているように思います。

僕は総合商社勤務なので、総合商社志望の就活生が良くOB訪問に来ます。もちろん総合商社によって社風や制度などの違いはあるものの、総合商社であれば入った部門次第である部分が、かなり大きいです。つまりほとんどの総合商社志望の就活生が『総合商社だったらどこでもいい』という状態です。

前述の通り「自分の思いを伝えきる、その上で受かるか落ちるかは面接官が決める」という心意気で臨む上で、「総合商社にいきたい」のであれば、面接を受ける総合商社は多ければ多い方が総合商社に受かる確率は高まります。つまり、総合商社に受かる確率を上げる上で、非常に重要な要素が筆記試験の突破率を100%にするということなんですね。

筆記試験は受けたもの全部受かる気概で準備しましょう。筆記試験で落ちたところが実は自分にとって一番合っていた会社ということにならないように・・・。


というわけで、過去にOB訪問を受けた就活生から評判の良かったアドバイスを纏めてみました。納得のいく就職活動になることを願っています!

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