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ロシア ウクライナ戦争でも使われていた孫子の兵法

こんにちは!
最近コンビニに飽きたのでちょっとした料理を始めたあっちゃんです。
#味付けはCookDo

僕は定期的に読みたくなる本があるのですが、それは「孫子の兵法」です。
今回は知的発見シリーズバージョンを読んでみました。

2500年前に書かれたけど、今も読まれているだけあってほんとに今も使える戦略ですよね。

例えば、兵法書に下記の一文があります。

能く敵人として 自ら至らしむる者は、 之を利すればなり能く敵人をして
至るを得ざらしむる者は、 之を害すればなり
孫子の兵法

解説によると、敵を有利にしてはいけないという意味だそうです。
敵を誘い出す事はあっても、敵に誘い出されて敵の優位な状況で戦ってはいけない。
つまり、敵の戦力削減、妨害をして自分が有利になるようにするべきであるという事。
例えば、敵の補給を断つ事や敵が通る橋を壊して、妨害するなど。

先日西側諸国がロシア銀行をSWIFTから排除するというニュースを見ましたが、まさに孫子の敵の補給を断つという戦略ですよね。
SWIFTから排除されれば、ロシアは国外の取引先に対して支払う事が出来ず、物資の輸入が出来なくなってしまいます。
※SWIFTとは国際銀行間通信協会の事で、これから排除されると国際間の銀行取引が出来なくなります

ナポレオンも孫子の兵法を愛読していただけあって、やっぱり欧州の人達も読んでいるのかなと思いました。

ただ、僕の懸念点としては孫子は退路を断ってはいけないとも言っています。
自軍が勝利を納めているのに、撤退している敵を必要以上に、攻撃してはダメだという事です。
窮鼠猫を噛むと言われますが、死ぬしかなく追い詰められた敵は何をするか分かりません。

現状、ロシアが追い詰められて来ているようですが、必要以上に追い詰めてしまうとほんとに大変な事になってしまうかもしれません。
これから西側諸国がどうやって動くかみていきたいと思います。

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