泡沫なつこ

街中で牛脂が歩いてるなって思ったらそれは多分僕です。

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最近の記事

最後の晩餐

もしも明日、世界が滅びてしまうなら君の生レバー食べたい。貴女と食べたい。

    • 人を押し潰した時、蹴られた時、ボケた時。自分は何者かになれる。じゃあ今布団に包まっている人は誰なんだろう

      • 10歳の頃は、愛はお金じゃ買えないって考えていた。18歳の今は、愛はお金では買えないが、育むのにはお金が必要だと思う。 どれだけお金持ちになっても愛はお金で買えるなんて冗談でも言わない人間でありたい。

        • 自分

          朝起きたら185cm105kgのイケメンになっていて、YouTubeではチャンネル登録者189万人。お笑いだけでなく音楽、エッセイなど多方面で活躍する人間になってないかなって思って日々寝てるけど、そうなっていたらそれは自分じゃないと思うから今のクソデブのままで良いと思う。

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        • 10歳の頃は、愛はお金じゃ買えないって考えていた。18歳の今は、愛はお金では買えないが、育むのにはお金が必要だと思う。 どれだけお金持ちになっても愛はお金で買えるなんて冗談でも言わない人間でありたい。

          諦めるなら傷ついた方が良いなんて軽く言うけれど、傷つくなら砕ける位奥歯噛んで心殺した方がずっと楽

          諦めるなら傷ついた方が良いなんて軽く言うけれど、傷つくなら砕ける位奥歯噛んで心殺した方がずっと楽

          子供の頃。目を瞑ればそこには燦然と輝くファンタジーが見えた 手を重ねて開けば、前頭葉で広がる冒険の軌跡を読む事ができた あの頃に栞を挟んだ本はもう読めない。大人になったから

          子供の頃。目を瞑ればそこには燦然と輝くファンタジーが見えた 手を重ねて開けば、前頭葉で広がる冒険の軌跡を読む事ができた あの頃に栞を挟んだ本はもう読めない。大人になったから

          恋は盲目と言うけれど、恋をして広がる視野もある。 見え過ぎるから潰える恋もある

          恋は盲目と言うけれど、恋をして広がる視野もある。 見え過ぎるから潰える恋もある

          にんにく

          包丁で茎の残った部分を落とす。皮が包丁を受け止めるが、気にせずに刃を落とす。 断面から皮を剥く。ペリペリとした音共に実が露わになる。調子よく剥いていても時には中途半端に剥けきれない時もあるが、それすらも愛おしい。そして、皮が一度に沢山剥けた時、私はその日何があっても自分を肯定する事が出来る。皮剥きは人の心を掴んで離さない。 半分に切ると、実の中に芽が申し訳なさそうに埋まっている。色が緑ならば大変良い。隙間に包丁を入れ、芽を浮かす。摘んで引っ張ると何とも言えない手応えと共に

          上流

          スマートフォンから流れる軽快な音が私の体を揺さぶる。暖かな日の光が私の顔を照らし、朝の訪れを告げる。時刻は午前6時、普段よりも早く、爽やかな目覚めは眠たげに目を擦る私を少し高揚させた。 「おはよう♪。すぐに朝ごはん出来るから、先に顔洗って着替えてね♪」 妻の富栄は、語尾に音符があるかの様に錯覚する程明るい声色で私に言う。洗面台で顔を洗うと、ベーコンの焼ける匂いがする。顔を洗い終え、シワ一つ無いシャツに袖を通し、ネクタイを締める。食卓に向かうと、一流ホテルの朝食と見紛う程洗練

          672時間煮込んだおでん

           茹で上がった瞬間に鼻を駆ける硫黄臭。白身はツルツルとしている癖に黄身はパサパサで独特の香りが脳全体を巡り、極彩色のマズさを伝播させる。その間僅か0.2秒。「うぅ…マズっ」幼児レベルに落ちた語彙が口から零れ落ちた。私はおでんの卵が大嫌いだ。

          ¥50,000

          672時間煮込んだおでん

          ¥50,000

          昔書いたダサい日記を発掘

          ¥100

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          りんご飴の苗

          「僕と付き合ってください。一生幸せにします」私がこの言葉を搾り出したのは5年前の東京都港区台場1-9-1。まだ酸味を抱き、青かった自分はこの16文字を出す事に6400字相当の物語を認める程の心持ちだった。 「一生幸せにしてください。」この言葉が出た刹那、私達を覆うように灯されたイルミネーション群は日の光を一身に浴び、はつらつと実るりんごの様に生き生きと輝き、二人はそれに伴う様にりんごの如く紅潮し、それから私はりんごの為に栄養と愛を注いだ。 それから私は幾許かの間甘さを噛み

          りんご飴の苗