短歌 3首


夏の虫 ではなく炎だ 懇願し 
       静かに頭を下げているのは

  二兆粒 降る雨粒の 
手に触れる一滴目の水 促すように

今はもう 金剛山を 望めない
    良くも悪くも書斎よ ここは

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