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ジャンプ連載中の『あかね噺』(原作:末永裕樹/作画:馬上鷹将)を読んだんだ!

はろう えぶりぃわん
上島でございます。
結構ちゃんと更新したいとか舌の根も乾かぬ内に……というかこの場合は置いた筆も乾かぬ内に、というべきなのか、いやそもそも筆なんて使っていねえんだぜ、と慣用句1つ喩えて使うのもままならないそんな世の中じゃぽいずん。

さて、慣用句もそうですが、近年すっかり文化としては隆盛の勢いを欠いているように思える落語界ではありますが、そんな落語に焦点を当てたコミックがコチラ。

『あかね噺』(原作:末永裕樹/作画:馬上鷹将)

↑詳しくはコチラから。第1話の『あの日』が無料で読めます。

正直、この1話だけで十分に引き込まれたんやけども、なかなか読む機会がなかったのだよ。
で先日5巻まで出ているってなった時に、今どんな盛り上がり方をしているのかって気になって1巻からkindleで買って読んだわけですよ。

そしたら……もうっ!

ポチッとする指が止まらねえんだわ!

5巻まで一気に購入! そして翌月発売の6巻も即座に予約購入!

いや……これ、題材が落語なだけで……

なんだよ、ひたすらジャンプマンガじゃねえか!

物語の発端にあるのは主人公であるあかねちゃんの父親への想いであり家族愛が根底にあり、努力、成長、を見守る厳しくも優しい師匠や兄弟子たち!
立ちはだかるのは当世の才能溢れるライバルたち!
そして主人公を鍛える怖ろしくも頼もしい師匠たち!

いや、これだけだと「なんだよよくあるやつじゃん」ってなるんだけど……。

そうなんだよ! よくあるやつなんだよ!
でもさ、定番ってなんだかんだいって、面白いから定番なんだよ!

うぉおおおおっ! とにかく熱いんだよ!!

ごめん、正直落語を題材にしたマンガでここまで熱くさせられるとは想定外の出来事だぜ!

新たな技を習得する為に、ある師匠に教えを請うんだけども、その師匠から教わる為には試練をこなさないといけない、とか……もう……

これもまたどっかで見たことある展開やけど定番やけど、しかしそれに本当に身体1つでぶつかっていくあかねの姿が心を打つのだ!

まあ、いろいろと難癖を付けようと思えば「落語界のリアリティが」とか「一門のその制度ってあの一門じゃん」とか、「結局落語自体の面白さってちゃんと伝わってる?」とかいろいろあるけど、いんだよ、こまけーこたああっ!

じゃあ、あれか?

ヒカルの碁を読んで以後のルールをがっつり理解出来たか?
よく読めば出来るんかもしれんが、大半のヤツはストーリーとキャラを追って囲碁のルールは後回しにしてたんちゃうんけ?

じゃあ、あかね噺もそういうんでええんちゃうん?
ええやんけ、ええやんけ!

マンガの中で落語のサゲまでの展開が端折られてるとか、そういうんはもっと深く調べたい人が調べたらええねん。

とにかく、この熱いストーリーを「落語? よくわかんない」って理由だけで読まないっていうのは、結構ナシ寄りな選択肢だと思うぜ?

というわけで、『あかね噺』

未読の人は読んで見ることをオススメするぜ!

ここまで読んでいただきありがとうございます。
よかったら、投げ銭とかしていただくと創作意欲の糧となりますのでよろしくお願い致します。

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