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経験に勝る財産ナシ

とある休日の事。

以前より耳にはしていた、と言うよりも夫婦で共通の予定管理アプリにしっかりと妻が入力してくれていたものの、自分が見落としていたのだけれども。

1日と半、友人の結婚式があるため、その間息子氏を初めて一人で見る、と言うもの。

初めて一人でまともに息子と過ごすに当たって

「どんと来い、挑むところよ」

と思ってはいたのだが、いざ始まってみると、

「この時どうやっているんだろう」

とか

「あっという間に時間が過ぎるp…」

とか

 とか。

ある種の緊張感。

ただ、子育てをするに当たって収穫の方が多い貴重な時間だったと、今でも確信している。

世の中の子育て男性は、2日ほどソロ子育て活動を

世の中の子育て中女性は、2日ほど子育てから離れる時間を


お互いの幸福のために。



「子育て」というのは時間との勝負と言い換えても問題ないものであると、この経験から学んだ。

以前までは、「どこかのタイミングでゆっくりする時間があって、そこで読書やブログ執筆活動などなど、自分の為に時間をふんだんに使う事ができるだろう」と、甘くそれはもう甘ーーーーーくタカを括っていたのであるが、その当時の自分にタイムマシンで戻れるのならば、全力でぶん殴ってやりたい。

マジで時間!無い!!

厳密に言えば、昼寝をしている時間など細切れで例えば30分、などはもちろんあったにはあったが、常に何かをしている状態をほぼ1日中キープしているような状態であったのは、言うまでも無い。

ここで机の上に、光り輝く書物を発見。
なんと妻が、一日のスケジュール(何時に起きて何時頃ミルク飲んでる等)を書き残してくれていたのである。

なんてありがたい。この感情は子供のころ、どうしてもクリアできないゲームの攻略本を友人が貸してくれた時の感情と非常に似ていた。

そうこうしていると、昼がすぎあっという間に夕方になった。

息子と二人で過ごす夕方は、そう数えるほどしか今のところ経験しておらず、センチメンタルな気持ちになった。思わずiPhoneでスピッツの曲をかけた。もっとセンチメンタルな気持ちになった。


最近このしまじろう兄さんが好きな模様


0歳児にしてメンチきってきてやがる。これは大物になるな。


楽しくなってきたのか超高速で動く息子氏。疾走感。

冒頭記載したが、奥様が自由になれる時間を作ってあげる、というか作って差し上げても良いのかなと思った。

ウチは夫の私がフルタイムで終日勤務、妻が育休中で終日子育てに従事だが以前はバリバリのフルタイム勤務勢。

妻に言わせると、(子育てが嫌と言うわけではないが)まだ仕事をしている方が楽、と。

確かにそうかもしれない。

定期的にポジティブな意味で子育てから離れる時間をたっぷり作ることが、子育てを円滑に進めていくファクターの一つになるのかも知れない、と感じたのが、今回の大きな収穫というか経験。

「ずっと子供といたいのよ!」て方は例外にはなるが、お友達とお茶しに行くでも良いでしょうし、1泊2日でどこかに旅行へ、でも良いでしょう。

建設的、前向きな意味を含めて、子育てから離れる事が、子育てへ余裕感と遊び心を持って取り組める意外なポイントなのかも知れませんね。



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