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こうして私は親友を失った。~女の友情が永遠じゃないたった一つの理由~②

彼女が東京にもどってきたのは嬉しくて、すぐによく会うようになった。
なにより嬉しかったのは、お互いの大学が近かったこと、そして同じような雰囲気の大学で、偏差値も近かった。

「〇〇くんは第一志望落ちたからかクラス会に来ないんだってー」
進学先でなんとなくランク付けしてしまったり、お互いの関係が変わってしまう節目だった。
彼女と同偏差値くらいの進学先だったため、私たちの絆はより一層強くなった。

大学が近かったからよく遊んだりしたし、
いろんなことに共感しあえた。

「夏休みはボランティアしに行くんだ」
「私もインターンしてみよかなー!」
長い休みの時もお互い課外活動に励んだし、いろんな話をするのが楽しかった。

そういった面で共感できることが多かったし、お互いあたり恋愛に恵まれないことについてもよくわかりあえてた。

彼女も私も恋愛が苦手で、でもぶりぶりできらきらした女子大生になるのもミーハーで嫌だよね、と話していた。
私たちは成長途中だったんだな、と思う。

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