普通が最強、”普く通ず”
「自分自身は特に強みがないな」と悩んでいたときに、
尊敬する人が話していたことに感銘をうけたので、今日はそれをシェアしたいと思います。
内容としては、キャリアにおけるスキルや強みに関するものです。
スペシャリストかジェネラリストか議論
総合職でジョブローテーションをして、様々な職種を経験するのか?
弁護士、会計士を始めとする士業、エンジニア、デジタルマーケッターなど、一つの領域を特化するのか?
という議論はちょくちょく行われています。
日本はどちらかというとジェネラリストが多く、ジョブ型の海外と比べてスペシャリストが少ないと言われています。
とはいえ、最近ではキャリアとしてどちらを選択するのかを選ばせている企業も増えてきていると思います。
どっちにすべきかで迷っている人も多いと思うので、私自身のケースが少しでも参考になればと思い書きます。
器用貧乏?特にこれができるがない
私自身、ジェネラリストですと断言できます。
キャリアを振り返ると、
法人営業(東京海上日動)
↓
金融機関向けのコンサル(デロイトトーマツコンサルティング)
↓
戦略コンサル(ドリームインキュベータ)
↓
営業、マーケ、広報なんでも(Nauto Japan)
↓
COO(アイデンティティー)
↓
起業
となっており、ビジネスサイド全般という感じで、これが強いというものはありません。
一方で、前向きに見てみると、ビジネスサイドであれば戦略からオペレーションまで、あらゆる業務について会話はできます。
とはいえ、デジタルマーケなどで深い知識を持っている人、営業としての引き出しがめちゃくちゃ持っている人を見ると、自分が何も出来ない器用貧乏だなと痛感します。
普通でいいんだ。最強の普通を目指す
器用貧乏感は、ここ数年ずっと数多の中でもやもやしていました。30代後半だし、勢いだけでなく強みを明確にしていかないとな〜と考えていました。そんなときに、尊敬する人と話す機会があり、
「普通が最強、普く(あまねく)通ずと書いて、ふつうになる」
という言葉をもらいました。
「取り柄がないな、普通だな。」と思っている自分にはすごく刺さりました。
確かに、全てに通ずれば最強かもしれないと。
普通が最強というのは、聞こえは相当いいですが、
普く通ず
ってめちゃめちゃ大変なことです。
この言葉を言ったご本人ですが、あらゆることの知識量が半端ないです。いつも食事をしていると、いつどこでそんな日本読んだり、話を聞いているのかわからないくらい、あらゆることを知っています。
聞くところによると、かつて月間200冊くらい本を読んでいたそうで、、とてつもない努力。
それでも、「しんどいけど、直感的にわたし自身もこっちだ」と思いました。
普く通ずためにやること3つ
最強の普通を目指すためにやっていることは主に以下の3つです。
①本を読む・ニュースなども読む
200冊はとても無理でも、月間4冊は読んでいます。前も書いたかもしれませんが、様々な分野を読んでいるとだんだん繋がっていきます。そうすると、インプット量も相当早くなります。ちなみに最近は人類学、心理学、行動経済学あたりをよく読んでいます。
本は小説でもいいと思います。特に、歴史小説はビジネストークにも使えるのでかなりおすすめです。
②人の話を聞く
最近は、飲み行くことも中々できない状況ですが、インタビューをしたり、お客様の説明もメンバーだけでなく、自分自身でも実施します。
当社は、ITエンジニア採用のご支援をしており、本当に様々な業種の方とお話ができており、非常に勉強になっています。
本が苦手という方は、人の話を聞きまくるというのも一つの手かなと思います。
③まだまだ伸びると信じ込む
数年前まで、アラフォーだしもうそんなに伸びないだろうと、弱気でいました笑。新卒メンバーと比べると吸収量がないな〜とも感じていました。
それでも、まだまだ伸びる。爆発的に成長する機会があるのでは?と信じ、今もインプットを続けています。
ゼネラリストだろうと、スペシャリストだろうと、自己研鑽を続けることは共通していると感じます。
迷っているなら、とりあえず興味ある分野の勉強することをおすすめします。あとで、かならず役に立ちます。
〆がうまくいきませんが、このへんで終わりにし、明日からまたがんばりましょう。
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