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五反田ではたらく社長の意思決定方法(案)

前回、何気なく書いたモーニングルーティンのnoteのタイトルに「五反田ではたらく社長の」をつけたことによって、多くの方に読んでいただいているので今回も枕詞をつけてみました。

最近、いくつか本を読んでいる中で、意思決定方法について自分なりに整理したいなと思っており今回記事にすることを試みています。まだまだ、まとまりきっていない恐れもありますが、ご容赦ください。それゆえ、タイトルに(案)とついています。
たぶん、恐らく答えなど見つかることは無いテーマであり、一生模索し続け(案)のままじゃないかなと思っています。

3つの最終的な決定方法 × 2つの検討プロセス = 6種類

個人的には、6つのパターンがあると思います。

決定方法(決め方)
①自分で決める
②他人に決めてもらう
③多数決で決める
検討プロセス
①チームで議論を重ねる
②議論を(ほぼ)しない

検討プロセスの2つの閾値(境目)は難しいところですが、
①は反対意見も含めて、何度か議論を重ねるイメージです。
この組み合わせて、以下の6パターンになると思います。

最近、意識していることは自分で決めるということです。
自律的な組織を目指している弊社としては、メンバーに意思決定してもらうようにしたいとは思っています。
そうは言っても、経験値も違うし、プロダクトのことであれば、自分が創りたい世界観を持っております。そうしたときに、他人に任せて自分が違和感をもったまま進めるのか?と自問自答します。
また、スピード感だけ考えるとDが圧倒的に早いです。
これをやりすぎると組織メンバーから主体性がなくなる可能性がたかります。また、個人的には自分で決めるということは、結局自分の能力止まりの意思決定になってしまいます。それは、あんまり楽しそうじゃないなと思っています。
はっきりと線引は整理できていませんが、自分の中で結論が出きっているし、すぐやったほうが良いと思うことはBのスタイルをとっています。

他人への任せ方

一方、組織が強くになるにはC,Fの意思決定をどれだけ増やせるかが大事かなと思っています。
最初は、議論を一緒にし、場合によっては質問する中で誘導することもあるかもしれません。C→Fの徐々に移行というのが王道のアプローチかなと思っています。
一方、Fで全面的に任せてから失敗を経験させるというのも、時に有効かもです(クライアント、ユーザーには迷惑をかけない前提)。ほんとうの意味での意思決定って若い人はあまりしていない気がします(自分もそうでした)。意思決定って何かをバッサリ捨てることですが、学生時代から最初就職って、積み重ねでありあまり何かを捨てることはないかなと思います。また、それまでの意思決定っぽいことといえば、進路などでしょうが、これもわりと人の価値観に流されてきたことが多いと思います(私はそうでした)。それを変えるのは、けっこう大変なことだと思います。

ちなみに、多数決は結構難しいなと思っています。オーナーシップを持っている人とそれ以外の人の間で、意識や情報の格差が生じると思っています。また、議論のない投票などの場合、考えずに投票ってこともあります。デザインなど直感的なものには有効です。ただ、多数決が民主的だからといって自分で考えて決めることに逃げないようにしたいなと覚悟を持つよう意識しています。

ファクトをどこまで集めるのか?最後は勘でしょう

情報収集は意思決定においてかなり重要です。正確なファクトが多ければ多いほど、意思決定の精度は高まります。そのためには、利用データを見る、ネットで調べる、専門家に聞く、ユーザーへのヒアリング・アンケートなど、数多のファクト収集方法があります。
これはスピードとのトレード・オフであり、「もう少し情報を集めてから意思決定する」という結論が出がちです。
これは会社のステージにもよりますが、今の立ち上げ段階においては、「決めないことのリスクが大きい」と考えております。
個人的には、意思決定にあたって一定のファクトに基づく納得がいく理由とロジックができたら、それで一旦Goを意識しています。
そして、重要なこととしては、どれだけファクトを集めても最後は勘かなと思っています。ファクトを集め分析することは、明らかに間違いな選択肢を除外したりなど、確率を高めるためなだけだと思います。

決定後、みんなが一丸となれるか?「わたしはもともと反対していたという言い訳」をさせないか?

最近、時間がないので徒然なるままに書いておりますが、
意思決定において重要なのは、決まったらチームで一丸となることです。反対意見の人は、議論に負けたと思うのでなく、

”反対意見を出したことで。様々な角度から検証して、良い意思決定に貢献した”

と考えてもらい、その後はその案を実行することに全力になれるかです。
よくあるのは、陰で「あの決定はないよな。絶対失敗するよな。」というものです。
難しいと思うのですが、決まった以上は次のフェーズで、何が貢献できるのか?に移ってほしいです。
それをどうやっているか?と言われると、なかなか厳しいのですが、丁寧にコミュニケーションするか、それでも変わらない場合は、プロジェクトから外れてもらうかも致し方ないかなと思っています(あくまで最後の手段、多用すると単なる独裁)。

まとめ

なんかうまくまとまりきりませんでしたが、
自分が決めるのか?プロセスでどこまでチームで検討するのか?ということを意識しています。それによって、スピード感、多様な視点、チームとしての納得感がどうかを考えながら決めている今日このごろです。

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