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英語というビジネススキルとの闘争

ビジネスパーソンの多くの人が、この壁にぶち当たったと思います。

学生時代何年も勉強したはずなのに、海外の人を前にするとほぼ喋ることができない

という人も多いと思います。私もそんな一人でした。
今でも、ビジネスレベルの英語には程遠いです。
とはいえ、仕事で曲がりなりに英語を使っております。
今日は、私の英語学習の闘争について振り返ってみます。

今の英語レベル:ビジネスレベルには満たないが、仕事で英語を使っている

まず、私自身の英語レベルがどうかを記載します。TOEICとかの点数だとあまり参考にならないので、読み、書き、話す、聞くで状況を記載します。

読み:
気合い入れて英語のニュース記事をなんとか読める。
スラスラ読めない。翻訳アプリ(DeepL)でざっと訳して、その後原文にもどる。難しい単語がちょくちょく出てきてつまる。

書き:
長い文章のときは、英語で書いて翻訳アプリで確認する。
日本語がすでにあるものを翻訳する場合は、アプリを利用。

話す:
ややこしいことを話すときは、言葉にだいぶつまります。とはいえ、喋りはなんとか言い換えしたりなどで言いたいことの6-7割位は話せているかもです。ただ、非常に簡単な単語もうまく自然に使えず。

聞く:
正直、これが一番課題です。話すは上述のように言い換えや知っている単語で表現することはできます。聞き取りは聞けないと、インプットが全くできません。インプットがないとリアクションとして話すことができません。特に、ネイティヴ同士の会話になると全くついていけません(前職時の会議で痛いほど経験)


といった感じで、私の英語力は現代のツールも駆使して、仕事でなんとか使っているというレベルです。
一人で海外旅行にいくのも、一応問題なくできるという感じです。

これまでの闘争記:英会話(オンライン、対面)、本、アプリなど手広く

社会人になったばかりのころは、海外の人と話すと言ったら
①言葉が出ない
②恥ずかしい
③とにかく避けたい
という感じでした。

ただ、英語はなんだかんだできたほうが仕事上の選択肢も広がるし、年収も上がると思います。常に呪縛のように英語をやらなきゃと思ってきました。思い立っては、英語を勉強をするという繰り返しを行ってきました。
実際にやったことを書いてみると、

・TOEIC対策専門のスクールに通う(文法、単語などの頑張る)
・対面式の英会話学校に通う(50万円くらいします)
・オンラインの英会話(月5,000円弱)
・本を買う(文法、単語、とっさのフレーズ的なものなど20冊くらい)
→全部終わっていない。。。
・アプリ(瞬間英作文、TEDなど)

という感じです。全部で100万円近く突っ込んでいる気がします。
スクールなどは真面目に通っていましたが、予習復習をちゃんとやっていたかというと微妙なところです。「飲みに行こう」と誘われたら、今日はいっかという感じで、極めて意思の弱いものでした。

読んでいる方も経験があると思いますが、英語学習を始めるときってやたらと期待値をあげていませんか?

数カ月後には、スラスラ喋れるようになっている
映画が字幕なく見ることができるようになっている


などです。こういう期待はことごとく裏切られてきました。
ただし、各スクールも効果なしというわけでもないです。
英会であれば、半年くらい続けると少なくとも”恥ずかしい”という感情はなくなります。また、何度か使ったフレーズが蓄積されており、すんなりフレーズがでる瞬間が出てきます。
投資対効果があったかというと微妙ですが、事実として英語で意思疎通が曲がりなりにもできています。挑戦しては挫折を繰り返してみると、気づけばそこそこできているという感じです。
幸い、英会に関する書籍やスクールは常に新しいものがでており、マーケティングも活発化しているので、まんまとハマって英会話に何回も挑戦することも悪くはないです(もちろん、理想は一発でレベルが上がることがベストですが)

完璧は目指さない、完璧は目指さない、完璧は目指さない

大事なことなので3回書きました。
文法は大事だし、正確でないと意味がないという意見もわかります。
なので、あくまで個人の経験と考えですが、社会人(それも20代後半以上)から始めるのであれば、完璧にしようと思うことはやめたほうが良いと思います。以下その理由を記載。

その1、
完璧を目指そうとすると簡単に挫折します。間違っているけど、伝わっていることでコミュニケーションがとれているなと実感すると、やる気も続きます。

その2、
完璧を目指そうとすると、会話していても時制が気になったり、sがついていないとか気になったりすることになります。そうすると、コミュニケーションでなく、英語ばかりに集中します。ビジネスにおいては、英語は手段です。手段が目的化することで、本来やるべきことが疎かになります。

その3、
そもそもですが、社会人で仕事しながら完璧な語学習得は無理だと思います。というか完璧にできる才能があるなら、中学〜大学の間の勉強の間で身についているはず。ネイティヴでない人が、少ない時間で完璧なんて目標設定が間違っていると私は思います。(もちろん、翻訳家など英語自体を仕事のコアスキルにしたいのであれば、完璧を目指すべき)

悪足掻きのように、ちょっとずつ続ける

先に書いたとおり、挫折しては再開するの繰り返しです。今も、思い立ったように通勤時にTEDを聞く、英語の本を少し読んで見る、ポッドキャストを聞くなど取り組んでいます。がっつり時間はとれないし、毎日は続けられないかもしれませんが、英語との闘争は続けていくことになるでしょう。

いつかLAで流暢な英語で会話することを夢見て。

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