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【募集】オンライン対話サービス無料体験会

こんにちは。問いと対話のワークショップを運営している、TOIのタガイです。今回はTOIのメンバーとしてでなく、別のプロジェクトの告知をこの場を借りてできればと思います。

誰もが気軽に対話を体験できる世界を目指して、現在新しい対話サービスを開発しています。その試験版ができあがりましたので、ご興味ある方を募り、体験会へのお誘いをしたく、なぜこのサービスをつくろうと思ったのか、経緯も含めてこのnoteを書いてみたいと思います。

■体験会お申し込みはこちらから
https://forms.gle/PE5TNL8Kpbr2P15x6

※2021年4月7日現在、好評をいただき、2日程のうち4月19日が満席、4月27日の回が残りわずか残っています。

経緯1「対話っておもしろい」

おととしくらいから「対話っておもしろいな」と思い、いろんな対話の場に参加したり自分で場を設けたりしてきました。

何がおもしろいかというと、自分が今まで気づかなかった視点に気づくこと。私は「自由」とか「働く」とか、抽象的なテーマで対話イベントを開くことが多いのですが、「幸せ」をテーマに開催した時は「幸せは比較した時点で幸せじゃなくなる」ということに気づき、ハッとしました。身近なテーマであればあるほど、今までなんで気づかなかったんだろう、というギャップが大きくなり、とてもおもしろいと感じます。

そのテーマに興味がある人が集まって、答えのない問いを、みんなで考える。

こういう場を経験すると、自分が今まで生きてきた中でそのテーマについて深く考えたことがなかったことに気づかされます。そして、そのテーマに関して、人によって考えていることが全く異なることにも気づかされます

「議論」のようにみんなでひとつの答えに向かって収束していくわけでもなく、「雑談」のようにいろんなテーマを話すわけでもなく、みんなでひとつのテーマについて答えがない前提で考え、意見をかさねていく。他の会話の形式とは異なる「対話」だからこそ感じられるおもしろさがあると思います。

経緯2「対話をひろげたい」

そして、自分自身がこのおもしろさを体験してみて思ったのは「まだまだ対話のおもしろさに気づいている人は少ない」ということ。

おもしろいのに、知らないままなのはもったいない。

ということで、主に今まで対話に参加したことがない方に向けたイベントを開催したり、記事を書いてみたりと、いろいろと活動してきました。その活動のひとつが、哲学対話にはじまるTOIの「問いと対話のワークショップ」です。

が、こうした対話をひろげる活動をしてみてわかったのは「対話のおもしろさを対話を体験したことがない人に伝えるのはとても難しい」ということ。

おそらくは、対話のおもしろさが身体的なものから来ているため、言葉やイメージで伝えるのに限界があるのだと思っています。
サウナの「ととのう」感覚を言葉で人に伝える難しさに似ています。

経緯3「対話の機会を身近にしたい」

対話をひろげるために試行錯誤をする中で思ったのは「もっと身近に対話する機会があれば、対話を体験する人が増えて、対話をおもしろいと感じる人が増えて、対話がひろがるんじゃないか」ということ。

私自身、対話イベントに参加しようとして感じるのは「腰の重さ」なんです。参加する場合は事前に申し込み、当日のスケジュールを空けておいて、オフラインであれば現地に行き、オンラインであれば家で端末を開いて待つ。申し込んだ時には「おもしろそう」と気持ちが高まっていても、前日などになると他の予定も入ってきていて「少し面倒だな」と思ってしまう。それでも、少し重い腰をあげて参加してみると、やはり「体験しないとわからないおもしろさ」で満足するのですが。

自分でイベントを開催する場合はなおのこと、イベント募集ページをつくり、オフラインの場合は会場を、オンラインの場合はZOOMを用意して、事前に申し込んでくださった方に連絡をして…と、かなりの労力がかかります。それでも私の場合は実際にやってみると「おもしろい」と思い、また場を設けるのですが。

対話をひろげたい、と思った時にこうした腰の重さがとてももったいないなと思っていて、良いサービスがないか探していたのですが、なかなかない。そこで、腰の重さを軽くして対話の機会を身近にするサービスをつくってみようと思いました。

サービス「対話を身近に楽しむオンラインの場所」

経緯が続き、経緯報告書みたいになってしまいましたが、ここまで書いたような考えでサービスをつくることになりました。

目指したのは、自分が興味あるテーマについて、空いた時間に、知らない人と、気軽に、安心して対話ができるオンラインの場所。

ありがたいことに、こうしたサービスをつくりたいと声をかけたところ、心強い仲間が集まり、試験版をつくるところまでたどり着きました。

サービス開発途中にClubhouseが出てきて「これは考えていることに近いかも!?」と最初は思いましたが、体験してみると似て非なるものだとわかりました。

今開発しているサービスは、まだ世の中にない体験を提供できると自信をもって言えます。

お願い「体験会への参加」

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

少しでも「対話」もしくはそれを身近にする新しいサービスに興味をもっていただけましたら、4/19(月)or 4/27(火)19時から1時間、PCを使ったオンラインの実験にご協力いただけますと幸いです。

※2021年4月7日現在、好評をいただき、2日程のうち4月19日が満席、4月27日の回が残りわずか残っています。

よろしければサポートいただけますと幸いです。いただいたサポートは哲学対話を広げるために使わせていただきます。