見出し画像

【お悩み相談 裏回答… 007】5歳の娘が学習や読み聞かせを嫌がります

《質問者》年中の5歳の娘がいます。半年ほど前まで、ひらがな、漢字、英語、足し算、ピアノと新しいことに興味津々で楽しく取り組んでいましたが、最近はどれも嫌がります。読み聞かせも1日5~10冊読んでいたのに聞きたがりません。育児本では「小学校入学までに3年生までの学習をするとよい」と読みました。今後、どのように学習を進めていけばいいでしょうか。(5歳女児の母)

※本裏回答は、下記に記した方針で勝手に回答した記事となっています。リンク元のサイトとは関係ありません。リンク元サイトの回答に敬意を表した上での、裏回答です。ご了承ください。

5歳 v.s. 50歳…

5歳で、ひらがな、漢字、英語、足し算、ピアノ…
その10倍の人生を生きてきた、小生50歳。
おそらく勝てるとすれば、ひらがなと足し算くらいか… (足し算も桁数次第ではあるが…) 漢字も、携帯で入力しながらの予測変換をしてしらべてよければ勝ち目あるが、それが許されなければ自信が無く…
おそらく、2勝3敗で、齢10分の1 の小娘に完敗かと…

にわかに、自分のこれまで歩んできた人生にすら、自信が持てなくなってきた当方としては、そのうち、こっそり「エデュアお悩み相談室」に相談してみようと思っています…

とはいえ、50年の凡庸な人生が、無益なことばっかりでも無かった(と思いたい、信じたい、いやちょっとはそうじゃなかったのではないかと願う)ので、多少でも役に立つこともあろうと、記してみましょう。

人の興味の対象は、日々一刻うつろって行くもの…

「最近はどれも嫌がります」

これですね… 半年前まで、いろんなことに興味津々で楽しんでいたのが、飽きてきた訳です。

(この裏回答シリーズ、「何しろテキストが長すぎて、読んでいるうちに、何が相談ごとだったのか、思い出せなくなる」と言う悩みが、相次いで寄せられており、かつ、小職も多少、これまで無駄にサービスしすぎたと反省もあり、今回は、文章のセオリーも、起承転結も無視して、ズバリ、結論から入りましょう、と言う、短い目の前置きをお許しください…)

つまり、優秀な娘さんにとって、もはや、ひらがなも漢字も英語も足し算もピアノも、興味を引くような対象では無くなった、と。
だとすれば対策は簡単簡単。

明日からは、ビルマ文字、中国語の簡体文字、スワヒリ語、データサイエンス、アンクルンを教えればよろしい。以上!

一件落着! パチパチパチパチ!!

一応、いくつか具体的に参考になりそうなサイトをご紹介しておきますね!!!


時代の要請

一応、飲み込みの悪い読者のために以下補足しておくと…

まず、半年でいろんなことに飽きてきた、この点で、彼女を責めるのはちょっと酷です。
そもそも世の中自体が、襟巻きとかげ、Beta規格ビデオデッキ、ガングロギャル、ポケベル、スケバン、森喜朗、などなど、時代を席巻し、この国を率いていくのではないかと期待されつつ、いつの間にやら、誰かに言われないと思い出せない、言われても何のことだかさっぱりわからない、という事象に溢れいています。

世間的には、「そんな時こそ、流行に惑わされずに、地に足をつけた人生を歩んで欲しい」と願う親御さんが多いことは事実です。大変良くわかります。

が、昨年からのコロナウィルスによるパンデミック騒ぎで、社会の常識も大きく変わりつつあります。
これまでの常識にしがみついて生きていく人生の方がむしろリスクが高いことは、お母さんも心のどこかで意識されているのではないでしょうか。
で、往々にして、そのような時代の空気というのは、5歳児にもなんとなく伝わるものなのです。
いかに敏感に時代の流行に流されながら生きていくか。
彼女たちなりに、すでに無意識のうちに時代の要請に適応していこうとしているものなのです。

実際に、貴方の娘さんも、ついこないだまでミルクばかり飲んでいたかと思えば、いつしか離乳食に進み、あっという間に固形物を食べ始めたかと思えば、ほうれん草は嫌い、ピーマンも嫌い、と激しく食の好みも変えてはいませんか?

参考までに、最新のメジャーな育児本には、ほぼ必ず以下のようなことが書かれています。(※1)

「将来、今よりもさらに激動の時代を生き抜いていかざるを得ない、今の子供達を育てる上で、もっとも重要なことは、もはや、育児本などあてになるわけがなく、決して育児本など信用してはならない、という壮絶な親御さんの覚悟です。いますぐ、この本も、破りすて、ゴミ箱に放り込むか、焚き火にくべるかしてください。」

教育を語る悪質商法にご注意…

話はそれますが、一点、ちょっと気になるのが、相談者さんの家計です。

おそらく、上記で紹介したような、最新の育児書をご覧になっていないのでしょう。むしろ、一時代前の育児書で流行ったような、下記のような記述を信じておられるようです…

「小学校入学までに3年生までの学習をするとよい」

これは、教育業界にまかり通る、詐欺まがいの商法と言っても過言ではありません。
そもそも、小学校で習うのですから、わざわざ小学校に入る前に習う必要ないのです。参加さえすれば誰でももらえる幼稚園の運動会のメダルを、お金払って買わされてるようなものです。

小学校時代を新鮮に過ごすために…

さらに、それよりも深刻なのは、むしろ、小学校に入る前に習ってしまっていたのでは、小学校の前半3年を、それこそ、「すでに知ってる=ちっとも面白くない」勉強ばかりが続く訳で、とりわけ何事にも興味津々で楽しく取り組みたいと考えている娘さんにとっては、地獄のような日々でしょう…

既に知っている漢字ばかりをひたすらなぞるばかりの授業に、一体どんな楽しみを覚えれば良いのか…

最近の登校拒否の原因の実に8割が、この、小学校に入る前の勉強のしすぎによる、「学習における新鮮味の無さ」にある、と言われています。(※1)

いずれにせよ、後で結局、習うことを今から余計なお金をかけて勉強することほど無駄なことはありません。
むしろ、どうせ、ひらがな、漢字、英語、足し算、ピアノなんか、小学校に入れば、なんとなく習っていくのだし、だからこそ、今の時期に必要なのは、ビルマ文字、中国語の簡体文字、スワヒリ語、データサイエンスアンクルンなのです。

適切な読書量…

読み聞かせも1日5~10冊読んでいたのに聞きたがりません。

やられました… 冒頭申し上げた、基礎学力勝負(ひらがな、漢字、英語、足し算、ピアノ)において、予想2勝3敗での敗北を正直に告白しましたが、読書量が…

下記、出典のやや曖昧な記事を参照すると、どうも社会人の年間読書量がほぼ6冊未満…

つまりあなたの娘さんは、社会人が年間を通じて書籍から得る知識の、最大1.67倍を1日で取得していることになります。1日で、ですよ…
なんということでしょう…
(実際には、調査に答えた社会人の中には、「漫画エロトピアと、CHINTAも含めた」、と正直に告白しているものもおり、そもそも6冊の信憑性に疑問を呈している学者も多い。)(※1)

これを同じ1年という土俵で比べると、

1.6666 X 365 = 608.3333

あなたの娘さんの読書量は、一般的社会人の600倍です…
すいません、もうお手上げです、かないません、ちょっとでも偉そうに振る舞おうしていた自分が情けない…
もう、下記に記した、特殊な才能をもつ若者の事例をみながら、独自の教育をなされることをお祈りもうしあげます。

ただ、これまで、これだけの猛烈な読書をされていたのであれば、多少は飽きるのはやむを得ないでしょう。しばらく、 20〜30年、読書しなくてもお釣りがくるのではないでしょうか。

特殊な才能を開花した若者(斉木楠雄氏)の事例

上記のような時代ではありますが、そう入っても、我が子の埋もれた才能を開花させたい、と言うのも、やはり親の願いです。

数年前の事例にはなりますが、幼少時から特別な才能を開花させた「斉木楠雄」と言う若者が世間の話題となりました。

彼が、どのような家庭環境の中で、どのような教育を受けてきたか、貴重なドキュメンタリーシリーズが過去放映されていました。
彼の来歴や、友人関係などと同時に、動画のNetflixのリンクなどが、下記に詳しく記されておりますので、ご紹介しておきます。

才能を持つものゆえの葛藤などが描かれており、涙なくしては観ることのできないシリーズとなっております。
楠雄さんのお父さんが、常日頃、勤め先の上司の靴を舐めるなど、具体的に貴方の旦那さんにとっても、大変参考になるエピソードも満載です。

600倍以上の無限の成長率を信じて、いざ実践編へ!

最後に、一点だけ僭越ながら、申し上げるなら、社会人の600倍で成長を遂げられていると推察されますので、5歳という一年だけで既に、社会人の600年分の成長を遂げていることになります。

この数字は一見衝撃的に聞こえますが、実は全く驚くに値しません。

なぜなら、日本における平均的な社会人は、非常に残念なことに、年間を通じて、ほぼ全く成長しないからです。ですので、個人的にはほぼ納得の行く数字、というよりも、むしろ、たったそんなものか、という思いすら禁じえません。

そんな、600倍かどうか、なんてちっぽけな数字にこだわることなく、ビルマ文字、中国語の簡体文字、スワヒリ語、データサイエンス、アンクルなども、娘さんが飽きたと思えば、どんどん教材や課題を変え、医学、料理、流体力学、考古学、経済学などなど、どんどん詰め込むことです。
そのうち、これまたすぐに飽きて来るでしょうから、その時は、いよいよ座学から実践編に、つまり、お医者さんごっこ、おままごと、水溜りで洋風を無茶苦茶にする泥遊び、砂場でトンネル掘り、初めてのおつかい、などなどにおいて、メキメキと頭角を表すことでしょう。

娘さんの輝かしい未来を心よりお祈り申し上げます。

最後に…

という沸けで、糸に半紙て、じゃっ缶、長居テキスト担ってはしまいまし田が、角いう綿串地震、5際自転で、ひらがなも、漢字、英語、足し算、ピアノビルマ文字、中国語の簡体文字、スワヒリ語データサイエンスアンクルン医学、料理、流体力学、考古学、経済学、一才奈良って田舎ったにもかかわらず、このようにパソ根とか、根ットをうま靴かえば、幹事もかけて、かくのご時、かん血な分しょうを下記、きちんと性活できているわ毛ですから、なんの真牌もいらな井出しょう。

注記

※1:Fake newsです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?