BtoBのサービスページのSEO対策とお問い合わせ率向上のためにできること

BtoBのサイトにおいてサービスページは非常に重要なページです。いかに流入数を増やすか、いかにお問い合わせ率の高いサービスページにするかで長期的に獲得できる見積依頼数が大きく変わります。

この記事では流入数を増やすためにできること、お問い合わせ率を高めるためにできることを書いていきます。

現状の把握

まずは何より現状の数値を把握が必要です。Googleアナリティクス、サーチコンソールを用いて現状の流入キーワードや流入数を把握しましょう。
特にサーチコンソールでの獲得キーワード、獲得想定キーワードの状況を把握しておくことで改善がスムーズに進みます。

キーワードニーズの調査

現状が把握できたら、次はどのキーワードに検索ニーズがあるのかを調査する必要があります。キーワードプランナーというツールを用いることでキーワードの月間検索数を調べることができます。

外部ツールを用いることで競合サイトが獲得していて、自社サイトが獲得しきれていないキーワード等の調査も可能です。

ツールを用いて獲得したいキーワードの見当をつけていく必要があります。

タイトルの見直し

ある程度の調査がおわったら、まずはSEO対策で重要なタイトルを見直しましょう。重要なキーワードを入れることでGoogleの掲載順位が上がり、流入数を増やすことができる可能性があります。

また、BtoBでは地名検索をされることもあるので、必要な場合は必要な地名検索への対応が出来ているかどうかも含めてチェックしていくと良いです。

ページ掲載内容の見直し

ページの情報量が薄いと掲載順位が上がらないので、サービス内容を十分に掲載しておく必要があります。

例えば、解決できる課題、サービス内容、顧客のメリット、サービスの流れ、よくあるご質問、関連情報など、想定顧客に有益な情報をそのページ内で閲覧してもらえるように情報を増やしていくことは効果的です。

ユーザーがサイトの全ページを回遊してくれるはずもないので、基本的にサービスページ内でユーザーが抱えるあらゆる疑問を解決できるようにしておくとお問い合わせ率が向上しやすいです。

CV動線の見直し

サービスページでよく見受けられるのが、ページの最後だけにお問い合わせリンクが置いてあるケースです。

お問い合わせへの動線はページの上部にも「まずは相談/お問い合わせする」のようにリンクを置いておくだけでもお問い合わせ率は改善されます。
※グローバルメニューにあるだけではコンテンツに集中しているユーザーが気づかない可能性があるので、ページ内上部にも掲載しておきましょう。

また、お問い合わせ以外にも資料ダウンロードや、サンプル請求など、フォーム記入を前提としたコンテンツを用意しておくことで、検討層のメールアドレスの獲得も可能です。

メールアドレス情報を獲得することで、後からメール配信等の施策が可能となるので、施策の幅が広がります。

必要なサービスページの見直し

そもそもの現状のサービスページを他の角度から広げることはできないか、を検討すると新たなニーズを発見できるかもしれません。

例えば、リサイクル事業を行っている企業のwebサイトにリサイクルサービスのページがあったとします。検索ニーズとしては「太陽光パネル リサイクル」や「廃プラスチック リサイクル」などのニーズがある可能性があります。

その場合、リサイクルサービスのページに終始するのではなく、その下層ページとして「太陽光パネルリサイクルのサービスページ」や「廃プラスチックリサイクルのサービスページ」も個別ページで作成するべきです。
※Googleで検索対策をする場合は、原則1キーワード1ページで対策する必要があります。

現状のサービスページに終始するのではなく、新たな可能性を探ることでお問い合わせ数が数倍になる可能性もあります。

サービスページの構造の見直し

上記の内容に被る部分もありますが、構造的に見直しをすることも効果的です。サービス内容を大カテゴリー、中カテゴリーとして分けていき、それぞれの内容をページごとに訴求していくイメージです。

構造的なサービスページにすることで、ユーザーは大カテゴリーページから必要な情報を取得できるようになり、ユーザビリティがあがるのでGoogleの評価も上がりやすくなります。

最後に

簡潔ではありますが、以上になります。
webマーケティングについてお悩み事などあればコメントお待ちしております!

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