食事が苦手、という話

食に興味が無い。
美味しいものは好き。
でも偏食だし、お腹がいっぱいになれば何でもいい
ご当地グルメ、興味なし。
添加物全然OK!
………特に嫌いなのは、親の手作り。

この「親の手作りが嫌い」というのに気付いたのは最近。
普通に好き嫌いめっちゃ多いのだけど、それ以前に親の手作りご飯ほんと嫌いだな、とふと気が付いた。
理由を辿っていくと、「食べたくないのに強制的に食べさせられた」というトラウマじみた記憶が蘇る。
少食で食べるのが遅いのを散々罵られながらの食事、嫌いな食べ物を強制的に食べさせられ、こみ上げる吐き気を我慢しながらトイレに駆け込む食事、少しテレビを眺めてしまっただけで殴られる食事、父親の気に食わないことがあると食器が飛んでくる食事…。
そりゃぁ、「おうちご飯嫌い」になるよなぁ。

おかげで食に興味が無いというか、かなり希薄な人格が形成された。
3食コンビニ大歓迎。
嫌いな言葉「ごはんあるわよ」
旅行に行っても1人ならコンビニご飯で問題なし。
ただ、なにを食べても頭の中で母親がゴチャゴチャ言ってくる声が聞こえる気がして、楽しくない。

友達と飲みに行くのとかは好きだけど、家族と食事をしなくちゃいけない時はストレスが半端ない。
食べるもの、食べる順番を監視されるから。
30過ぎてなおこの状態って異常じゃない?
できるだけ親との食事は回避してるけど、たまに週末突撃されて強制的に一緒に食べることになると週末を台無しにされた感覚になってイライラする。

書いてて、root causeは親なんだよなぁ。としみじみ。
ヘリコプターペアレントにいつまで苦しまなきゃいけないんだろう。