#2 東大生の実態

質問ありがとうございます。
完璧と言われてしまうと欠けているところもありますが、楽しく自分らしい人生を送れているかなと。
質問の幅がかなり広いように感じたので”東大生の実態”と題して書てみようかなと思います。

”東大生”、と言われると何を思い浮かべますか。
多分一番に「頭がいい」とか「高学歴」だとか、それが転じて「高収入」とかが挙がるんじゃないでしょうか。
次にネガティブな事柄が挙がってくるかと思います。
「コミュ障」とか「恋愛下手」とか「世間知らず」とか。

こういったネガティブな事柄って結構世間の”嫉妬”も織り込まれたものなんだろうなって僕は思います。
そしてその世論に合わせてメディアはこのイメージを過剰に助長する。
「さんまの東大方程式」とか。
まあでも実際、そういうネガティブな事柄な特徴を持つ人たちは一定数いるはいる。

東大って、所感ですが”多様性”が進んでいるところだと思います。
多様性って「気にしないこと」なので。
なので世間からすると”変な人”が目立つんだと思います。
ヲタクとかコミュ障とかそういうのも全部”気にされない”。
自分が気に入らなきゃ距離を取ればいい。
そういうドライで割り切った東大生が多い印象。
だからこそ、”変な人"たちは気にされてないし、言い方は適切ではないかもしれないけど人権を得ている。
まあなんで自分含めて自分が変で世間からずれてしまっていることに自覚できない人は結構多かったりもする。笑

だからそういうネガティブな事柄として挙げられる特徴を持つ人の割合は、他大学とそんなに変わらないんじゃないかなってのが僕の意見。
他大学だと隅に追いやられる人たちも東大だと気にされないって差だけな気がする。
確かに若干多い気もするんだけどね。

だからこそ大半の東大生は世間が思った以上に常識人。
コミュニケーション能力も申し分ないし、恋愛だって人並みにする常識人。
じゃなかったら大手の企業は東大生を採らないよねってシンプルに思う。

恋愛事情については部活・サークル内、バイト、学科内、同じクラス内とかが多いかな。
都内進学校だと塾とか予備校でのつながりがあったりもするから、そういうつながりとか知り合いの知り合いとかも案外。
ああとマッチングアプリも結構いる。
かく言う自分も。
他大学とそんなに変わらないかな結局。

あとは家族について。
東大生の親って両親もしくは片親東大生なことが多い。
僕も含めた、周りの話を聞くに半分強はそういう家庭なんじゃないかな。
どちらかの親が高学歴って割合は正直9割かなあ…
スポーツ選手も兄弟でオリンピックとか、ラグビーでいうとバレット兄弟とか、やっぱり勉強における才能も遺伝に依るところがあるのは否定できない。

っていう東大のポジティブキャンペーンをした一方で、最後に少しだけ。
東大に入れたら無条件に幸せなんてことは絶対にない。
”東大生である”ことに価値を感じる瞬間が驚くほどないんですよね。
チヤホヤされることはほとんどない。笑
地方高校出身であればまた別なのかもしれないが、都内進学校であれば東大生はそこそこいるし、そういった人間で自分の周りが構成される。
競い合おうと思えば就職先、年収、肩書なんてものでも競争できちゃう。
そして大抵そういった就職先は東大生は普通にいる。
東大や高学歴というのが”普通”となった世界線で生きていくと、そこに幸せを感じることはないんですよね。

そうすると何をしたいか、何をするか、が凄く大事になる。
勉強がしたいのか、起業がしたいのか、楽をしたいのか。
人それぞれで色々な好みがある。
どんなしたいことでもそれは多様性として、気にされない。
東大はそういう大学だと自分は思います。