梱包も商品の一部です。
商品納品時に多いクレームは、キズ、打コン、破損の類いが多く、次に部品不足などとなります。
どこでどう発生したのかわからないケースがほとんどです。
お客様にお届けするまでが商品とよく言われます。
稀に梱包材がボロボロで商品の一部がはみでた状態でお客様に届いたという場合もあります。
これではお客様の信用はガタ落ち、二度と商品を買っていただけません。
こうならないためにも梱包はものづくりの重要な要素です。
キズ、打コン、破損の対応として発泡スチロールは商品保護の緩衝材として有効ですが環境負荷を考えると使いにくいかも知れません。
ダンボールをたくみに折り曲げ 緩衝材としている商品もあります。
いずれにしても事前に輸送試験を行い、安全性を確かめる必要があります。
そして外箱に印刷する梱包表示も気を配りましょう。
デザイン性も必要ですし、倉庫でピッキング時にも識別別しやすい表示が求められます。
搬送時の注意事項も印刷しますが、なかなか読んでいただけないのが現実です。
また、製品コストは目標原価を達成したけれど梱包でコストUPしたという話も多々あります。
事前に梱包仕様を検討し、テストを重ね最適の梱包を作りこむことを織り込んでおくことが必要です。
繰り返しますが、前述したクレームとロスを未然に防ぐためにも梱包は重要です。
なによりもお客様に新製品という満足をお届けすることが梱包のツボです。
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