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顔見知りにマスクを分けてほしいということ

自宅のドアを開けると目の前を多摩川が流れる我が家です。
テレワークの「昼休み」、河原でストレッチしていると、同じ犬種の犬を飼っていたよしみで顔見知り程度になったおばあちゃんが、
マスク分けてくださる、と話しかけてきました。

どこに行っても売っていなくて、と。お友達に少し多めに包んでは、マスク分けてもらってるのと。

自宅の立地は最寄り駅まで徒歩40分、一番近いコンビニは徒歩10分。
おばあちゃんは、どこまでマスクを探しに行っているのでしょうか。
マスクもなくて、消毒薬もなくて、怖くてたまらないとおばあちゃんは話し続けます。
これ、お友達にもらったのと、袱紗のなかから大切そうにピンクの紙マスク1枚取り出します。

ちょっと多めにお金もらってマスクを一枚あげるような見知らぬ「お友達」に対して
腹に据えかねるものを感じます。

同時に、今自分にできることを考えました。
この時勢のもと指揮系統と柔軟性が両立して有機的に動いていく職場で、
安心感をもって仕事を続けさせてもらってます。

まわりまわって、おばあちゃんにまで届くような仕事をしなければと、切に考えました。


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