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最近の記事

櫻坂46 8th Single 「何歳の頃に戻りたいのか?」アートワーク Behind The Scene

Think & Craftでエンジニアをしている朝倉です。 Think & Craftでは、2024年2月21日に発売された櫻坂46 8th Single「何歳の頃に戻りたいのか?」アートワークのテック面を担当させていただきました。 この記事では我々が担当したテック面の技術解説をします。 システム構成撮影時のシステム構成は以下のようになっています。 櫻坂46メンバーの前面に配置した透過スクリーンと背面の壁に映像を投影し、透過スクリーン越しにカメラマンが撮影しています。

    • 3D Gaussian Splattingをやってみる(Windows11での環境構築)

      初めまして。Think & Craftでアルバイトをしております、白井雅也と申します。 最近、フォトグラメトリやLiDAR, NeRF など写真や動画から3次元空間を再構築する技術が登場してきています。 本記事では、その手法の一つである3D Gaussian Splattingというものに着目し、Windowsのローカル環境で行うための手順を紹介いたします。 3D Gaussian Splatting の概要3D Gaussian Splattingとは、複数視点の画像

      • 8th Wall Sky Effectsを使って星を降らせてみた

        Think & Craftでエンジニアをしている朝倉です。8th WallのSky Effectsを試してみました。 この記事ではSky Effectsについての情報をまとめて、使ってみた所感を書いていこうと思います。 Sky EffectsとはSky Effectsは空をマーカーにしてARを表示することができる機能です。Sky Effectsを使うことで、例えば青空をオーロラが輝く夜空にしたり、空中に巨大なモンスターを表示したりすることができます。 Sky Effec

        • GEN-1を使って架空のCMを作ってみた

          Think & Craft 映像ディレクターの曽根です。普段はTVCMの監督やテクノロジーを使った施策の企画などをしています。 GEN-1とはRunway社が公開している映像生成AIで、元の映像に任意の画像やプロンプトを適用することで新しい動画を生成できる技術のことです。 業務でも活用の余地がありそう!何より楽しそう! ということでR&Dの一環として色々触ってみることにしました。 せっかくなので生成動画だけで仮想CMを作ってみることにします。 とりあえず触ってみる実際の

        櫻坂46 8th Single 「何歳の頃に戻りたいのか?」アートワーク Behind The Scene

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        • 不快のデザイン展
          3本

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          【カンヌライオンズ2023】 フロントエンドエンジニアから見たカンヌライオンズ

          Think & Craftでフロントエンドエンジニアをしております、田辺雄樹と申します。普段はWebサイト / WebAR開発などを担当しております。 2023年6月19〜23日にフランスのカンヌにて開催された「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」に、会社の視察メンバーとして参加してまいりました。 本稿は、そんなカンヌの視察レポートをお伝えしていこうと思うのですが、、 「各部門の金賞はこれで、今年の受賞作の傾向はこうでして…」というような総論はすで

          【カンヌライオンズ2023】 フロントエンドエンジニアから見たカンヌライオンズ

          NAKAME meetup|#1・#2を振り返ろう

          7月14日(金)に開催が決定したNAKAME meetup #3「Drawing with code」。今回の記事では、過去に開催した#1「The next 5years of Three.js」と#2「文化庁メディア芸術祭受賞作品舞台裏トーク」の内容をご紹介します! NAKAME meetup #1 The next 5years of Three.jsウェブサイトで3D表現する際に欠かせないライブラリ「Three.js」の生みの親であるMr.doob氏を迎え、Thr

          NAKAME meetup|#1・#2を振り返ろう

          [PART1]Craft Aliveアフタートーク -AI × ライブパフォーマンスから見る、今後の展望とは?-

          2022年12月9日(金)、私たちDentsu Craft Tokyo(以下、DCT)は、初の主催イベント「Craft Alive」を代官山UNITにて開催しました。 本イベントは「即興音楽における人間とAIの共創」をテーマに、米国の音楽シーンで活躍するアーティスト・BIGYUKI氏によるAIオーディオプラグイン「Neutone」を用いたパフォーマンスや、ジャンルを超えた幅広い活動で注目を集める打楽器奏者・石若駿氏と山口情報芸術センター[YCAM]による石若氏自身の演奏を学習

          [PART1]Craft Aliveアフタートーク -AI × ライブパフォーマンスから見る、今後の展望とは?-

          Move.aiの使い方 - iPhoneで始める高精度3Dモーションキャプチャ

          初めまして。Dentsu Craft Tokyoでアルバイトをしております、石井飛鳥と申します。今回は、マーカーレスモーションキャプチャシステムのMove.aiについて紹介します。 何ができるのか? Move.aiは、深層学習を用いたマーカーレス3Dモーションキャプチャシステムです。複数台のiPhoneを利用する方法と、様々な映像機器で同期録画したフッテージを利用する方法の2通りでキャプチャできます。基本的には(ホストとなるiOSデバイスを除いて)iPhoneの2~6台利用

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          8th Wall Lightship VPS for Web を試してみた

          Dentsu Craft Tokyoの朝倉です。 Dentsu Craft Tokyoでは8th Wallを使ったWebARを多数制作してきました。最近では、SEIKOの「希望のうさぎ」という年始の企画で新聞広告をマーカーとしたWebARを8th Wallを利用して制作しました。 この記事では、R&Dの一環として8th WallのLightship VPS for Webという機能を使ったWebARを制作したので、その紹介をさせていただきます。 Lightship VP

          8th Wall Lightship VPS for Web を試してみた

          超絶技巧の工芸作品をCTスキャンしてAR演出した話

          Dentsu Craft Tokyoでエンジニアをしている朝倉です。 Dentsu Craft Tokyoでは「KOGEI Next」という超絶技巧と呼ばれる技術を持つ工芸作家と環境問題といった現代社会の課題やデジタル技術を繋ぎ合わせることで工芸の次のすがたを実現させる活動に協力しています。 「KOGEI Next」との連携の1つとして、鉄鍛金家・本郷真也さんの作品「Visible01」のAR演出を2022年3月に開催されたアートフェア東京2022での展示のために制作しま

          超絶技巧の工芸作品をCTスキャンしてAR演出した話