【就活】業界・業種の選定

思い返せばあの夏・・・

 2008年の夏、中学生の僕はiphone3G に初めて触れた時、雷に打たれたような衝撃を受けたのを覚えています。
 当時、僕が中学生の頃はみんなガラケーを使っていました。iモードでネットをしてメールをすればRe:が何個も連なっていきました。
 そんななか、あのスマートフォン「iphone」が日本の夏に登場した。
 中学1年生の夏休みあけ、僕の仲良かった友達の一人は日本に上陸した噂の「あいふぉん」に機種変してました。世間では圧倒的にガラケーが普及していたので、iphoneなんて流行らない、そもそも誰ももっていないし、とかなんとか言われてました。
 ところが、その友達にiphoneを見せてもらったとき僕は目玉が飛び出でました。ボタンがない、カメラが綺麗、ネットがpcと同じようにできる、「アプリ」と呼ばれるゲームやウィジットがある・・・!
 めちゃくちゃすごいと思いました。しかもパカパカ開いたりしないところにある種のかっこよさすら感じてました。
 その友達は昼休みこっそりアニメを見ていて、そんなこともできるのか!と、あの衝撃は忘れません。お弁当のおかずをあげて一緒に見せてもらってました。

 それから10年、電車ではガラケーを使ってる人なんて見つける方が難しい。携帯以外もタッチパネルを搭載した製品が一般的になり、スマホに入ってるLINEでコミュニケーションの在り方まで変わった。もはやスマホがなければ生きていけない体になってしまった。

 たったiphone一つでこんなになるとはだれが想像したであろう。

業種を選ぶに考えたこと

 これといってやりたいこともなく、将来なりたいものもなかったです。悲しいことに中学生の将来の夢は「お金持ち」。働いたこともないのに仕事を選ばないといけない。なので、「自分のやりたいこと」からの業界の絞り込みは五里霧中って感じでした。

 そこで僕はこう考えました。

「自分のやりたいことはないかもしれないけど、もっと知りたいと思う分野はあるじゃないかと。成長を見届けたい業界にいよう」 

 就活を始めてどんな業界で働きたいかと考えた時、中学生の時に受けた衝撃とそのあとに続々と登場した新技術による製品に僕はいつもワクワクしてました。
 iphoneに限らず、ipad, surface, ドラム式洗濯機、ps4, wii, nintendo switch, 4Kテレビ、ワイヤレスイヤホンetc.
 最新技術で生活は豊かになり、社会も大きく転換したと感じた。
 
 次は何が登場するのだろう?
 次の時代は技術でどうやって社会は変わっていくのか?
 新商品を生むような技術の進歩に敏感でいたい、ワクワクしていたい。
 
 そういう好奇心が身近にある環境で働きたい。

 そう思って僕は業界を探し始めました。

どんな仕事がしたいのか?

 ①科学技術全般にかかわることができる。
 ②裏側の仕事

 
この二つが僕の仕事の希望でした。

 に関して
 大学院まで行きましたが、この研究!この技術!みたいな明確なものは結局見つかりませんでした。なので逆にいろんな分野に使われているものに魅力を感じたのでテクノロジー全般に幅広くかかわれる業界に行きたいと思いました。

 に関して
 最終製品を作って売るというより、商品のできる過程を見てみたい、知りたいと思ってました。
 こういう仕事はモノづくりにおいて上流工程というらしく、設計開発というのが内容的にしっくりきました。

で結局どの業界に絞ったのか

 結論から言うと「半導体メーカー、ハードウェア」、「設計開発」に絞り込みました。

理由
 先ほど挙げた科学技術の中でも最先端の事、そして将来を先読みする仕事がしいと思いました。
 いわゆるSociety 5.0に関するものに絞りました。そして「先読みする」というのは、今現状の課題を解決するものを作るのではなく、「次の時代では何が課題になるのかを考える」という事をしたかったです。
 すると半導体部品、ハードウェア業界はこの課題に取り組んでいる会社が多いというのが僕の結論でした。なのでこの業界に絞りました。


 以上、業界を見るときの気持ちの部分でした。

 次回、自己分析について。


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