【薬草ノートvol.38 ヤブラン】
こんにちは。
{tabel}のなべです。
今回の薬草は『ヤブラン』です。
古くから緑化や造園の植栽として広く使われてきた馴染みの深い薬草。
地域によっては「ヤマスゲ」と呼ぶところもあるそうですね。
生命力が強く、一年を通してほぼ姿が変わらない為、
お庭の下草としても重宝されています。
晩夏から初秋にかけて淡紫色の花を咲かせますので、ヤブランの花を見ると秋の訪れを感じます。
土質や気候を選ばず、どこでも生育が可能ですが、あまり強い日差しに当てない方がよく育ちます。
また、よく繁殖しますので、数年ごとに株分けも必要になりますよ。
◎学名:Liriope muscari
◎使用部位ごとの薬効
根の肥大部:鎮咳、去痰、強壮薬
◎参考文献
『日本薬草全書』『本草図譜』
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