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【薬草ノートvol.23 ガマ】

こんにちは。
{tabel}のなべです。

今回の薬草は『ガマ』です。

河辺や沼地、浅い水中に生え、初夏になると茶褐色の花穂を咲かせる薬草。
花穂の形がとても印象的なので、「ちくわ」や「きりたんぽ」などの食べ物に例えられる事もあります。

晩秋になると花穂の形が崩れ風と共に綿毛がふわっと舞ってとても綺麗ですよね。
花粉が飛ぶ前に花穂を収穫しよく乾燥させて、黄色い花粉を取り出し集めたものを生薬として使います。

日本でも古くから切り傷などの止血剤として使われ、『古事記』の「因幡の白兎」にも描写されています。

◎使用部位ごとの薬効

花粉:外傷、吐血、血便

◎参考文献

『日本薬草全書』『本草図譜』

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