【薬草ノートvol.30 シャクヤク】
こんにちは。
{tabel}のなべです。
今回の薬草は『シャクヤク』です。
スッと伸びた茎に繊細な花びらが幾重にも重なり合い、
見事な美しさを誇る薬草。
見た目の美しさもさる事ながら豊潤な香りも魅力の一つです。
美しい女性の容姿や振る舞いを花に例えて表現したことわざ
「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」
とは、花の美しさになぞらえたばかりではなく、
これらの薬を服用する事によって女性ホルモン分泌を整え、
肌も美しく艶やかになるという意味も含まれているとのこと。
観賞用として多種多様な品種が存在しますが、薬用としては白花のものを栽培するそうですよ。
◎学名: Paeonia lactiflora
◎使用部位ごとの薬効
根:収斂および緩和、鎮痙、鎮痛薬
◎参考文献
『日本薬草全書』『本草図譜』
ぜひ、サポートいただけましたらとっても嬉しいです! 記事を作ってくれているメンバーや、お世話になっているみなさんへのお礼や、読者のみなさまへ還元できる形で使わせていただきます◎