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【10年先を見据えて取り組む漆の町】

みなさんがよく使う、メガネ。
そのほとんど…国産の9割以上のシェアを誇るのが福井県鯖江市です。

今回は河和田エリアにお邪魔しました。
昔ながらの街並み、そこに息づく漆器づくり。
越前漆器は、同じ北陸の山中や輪島に比べると知名度は低いですが、OEMをしっかり受けてきたために職人さんの腕がしっかり残っています。

しかも若者が多く、Iターン、Uターンも多々あります。
その影には、決断が早く、最先端の取り組みを積極的に始める市長。
それを実現するべくフットワーク軽くパワフルに動く行政。
伝統産業の中でも、若者の新しい発想にも、一種の敬いを持ちつつ見守ってくれる上の世代の方々がいらっしゃいます。

オープンデータなどもいち早く取り掛かっていたり、漆産業も長い目でみて、10年先からちゃんと国産漆が取れるように毎年1000本の漆の苗を植樹することを目指していたり。(ちなみに漆の葉も薬効があったりします)
一緒に街を作っていく感覚が持てます。
暮らしたくなる、素敵な街です。

■うるしの里会館
Address:福井県鯖江市西袋町40-1-2
https://www.echizen.or.jp/urushinosatokaikan


植物の力を給ぶ、得る。
私たちは、北海道から沖縄までリサーチに出掛け、根付いた薬草文化と出会い、薬草茶などの商品を提案する伝統茶{tabel}を2014年より始めました。
おいしさと慈しみ、作り手や風土の魅力をお届けします。

2018年に講座シリーズ「薬草大学NORM」を開校。同年に著書「薬草のちから(晶文社)」を発刊し、ロングセラーとなる。

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