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【薬草ノートvol.37 ホオズキ】

こんにちは。
{tabel}のなべです。

朱い提灯がぶら下がったような姿が可愛らしい古くから日本人に親しまれてきた薬草。

初夏に薄白色の花を咲かせ、花が終わると周囲のガクが大きく育ち、袋状になって膨らんでいきます。
それが、夏から秋にかけて朱色に染まっていく事で、綺麗な朱い提灯のようになります。

名前の由来には諸説あり、赤くふっくらとした実が頬を連想させることから「顔つき」や「目つき」と同様に「頬つき」と呼ばれたり、
種を取り除き皮だけにしたものを、口で膨らませて遊ぶ子供の様子から
「頰付き」、「ホホ」というカメムシの類が付きやすいことから「ホホ付き」になったとも言われていますよ。

◎学名:Physalis alkekengi var. franchetii

◎使用部位ごとの薬効

果実・全草・根:鎮咳、利尿、下熱剤

◎参考文献

『日本薬草全書』『本草図譜』


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